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【2024年度版】奈良県立医科大学医学部の入試情報まとめ!募集人員から試験内容まで徹底解説

【2024年度版】奈良県立医科大学医学部の入試情報まとめ!募集人員から試験内容まで徹底解説

奈良県立医科大学医学部は様々な医療的な取り組みを行っていますが、その中でもとくに地方創生の拡充に力を入れていることで有名な大学です。

たとえば同校では約200社の企業と連携を取りつつ、共同で地域への貢献活動を行い、地域医療のさらなる充実を図っています。

そんな奈良県立医科大学医学部には、同校の尽力に共感した多くの若者たちが例年受験に挑戦します。

そこで今回の記事では、この奈良県立医科大学医学部の入試情報を一気にまとめて解説していきましょう。

奈良県立医科大学医学部の特色

奈良県立医科大学医学部が地域医療の拡充への取り組みに熱心であることは、先ほどお伝えしたとおりです。

同校では、こういった取り組みのほかにも多職種連携プログラムを通じて、コミュニケーションスキルの向上を目的とした指導や、国際交流、臨床英語強化プログラムなど高度な医療教育を学生に施しています。

また研究医を目指す学生には、研究マインドを育成するためのカリキュラムを提供し、デジタル医用工学などの専門的な教育も実践しています。

奈良県立医科大学医学部の入試方法

ここからは、奈良県立医科大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。

同大学医学部では、大きく分けて4種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。

前期日程

まずは、前期日程の解説をしていきます。

募集人員

奈良県立医科大学医学部の2024年度の前期日程における募集人員は、総員22名の予定です。

同年度の募集人員の総数は113名ですので、約20%を占める募集枠です。

医学部の前期日程の募集人員としては少数の部類に入りますが、その分後述する後期日程に大きく募集枠が割かれている点が特徴的と言えます。

試験科目と配点

次に、奈良県立医科大学医学部の2024年度前期日程の試験科目と配点についても確認していきましょう。

こちらの項では、同試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の前期日程・一次試験の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
国語100点
地・歴・公民世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政治・経済の中から1科目を選択100点
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B、簿記・会計、情報関係基礎の中から1科目を選択200点簿記・会計、情報関係基礎を選択できる者は、高等学校または、中等教育でこれらの科目を履修した者、もしくは国の指定を受けた教育機関で学科を修了した者に限る
理科物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択300点
外国語英語200点

上記一次試験を無事に通過した人は、二次試験の受験資格を得ることができます。

ここでも、先ほどと同様に二次試験、すなわち個別学力検査の試験科目と配点について表にしてまとめました。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の前期日程・個別学力検査の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
共通テスト900点

奈良県立医科大学医学部の二次試験では、共通テストの成績が個別学力検査として用いられます。

さらに、これらの試験のほかにも、配点100点の小論文試験と面接試験(配点なし)も課されますので、しっかりと訓練を重ねておきましょう。

入試の日程

最後に、入試の日程についても見ていきます。

詳細については、下記表をご覧ください。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の前期日程の日程表

出願期間試験日合格者発表日
2024年1月22日から同年2月2日一次試験:2024年1月13日、14日
二次試験:2024年2月25日、26日
一次試験:未発表
二次試験:2024年3月5日

後期日程

続いて、後期日程の解説をしていきます。

募集人員

2024年度における奈良県立医科大学医学部の後期日程の募集人員は、総員53名の予定です。

後期日程としては、全国的に見ても極めて規模の大きい募集枠となっています。

試験科目と配点

次に、奈良県立医科大学医学部の上記年度における後期日程の試験科目と配点についても確認していきましょう。

こちらの項では、同試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の後期日程・一次試験の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
国語100点
地・歴・公民世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政治・経済の中から1科目を選択100点
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B、簿記・会計、情報関係基礎の中から1科目を選択200点簿記・会計、情報関係基礎を選択できる者は、高等学校または、中等教育でこれらの科目を履修した者、もしくは国の指定を受けた教育機関で学科を修了した者に限る
理科物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択300点
外国語英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語の中から1科目を選択200点英語を選択する場合は、リスニングテストも必ず受験すること

上記一次試験をクリアした受験生は、二次試験へとコマを進めます。

ここでも、先ほど同様に二次試験、すなわち個別学力検査の試験科目と配点について表にしてまとめました。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の後期日程・個別学力検査の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B225点
理科物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、の中から2科目選択450点 
外国語コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ225点
奈良県立医科大学医学部の二次試験では、上記表の試験が個別学力検査として課されます。
 
一次試験とは違い学力による試験が課されますが、小論文試験については免除されます。

また、この試験のほかにも、面接試験(配点なし)も課されますので、日ごろからトレーニングに励んでおいてください。

入試の日程

最後に、入試の日程についても見ていきます。

詳細については、下記表をご覧ください。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の後期日程の日程表

出願期間試験日合格者発表日
2023年1月22日から同年2月2日一次試験:2024年1月13日、14日
二次試験:2024年3月12日、13日
一次試験:未発表
二次試験:2024年3月21日

学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)

続いて、学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)の解説をしていきます。

募集人員

奈良県立医科大学医学部の2024年度の学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)における募集人員は、全部で13名の予定です。

同大学医学部の募集枠の中では最も少数の枠となりますが、医学部受験では貴重な受験の機会となりますので、ぜひ出願を検討してみてください。

試験科目と配点

2024年度における奈良県立医科大学医学部の学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)の試験科目と配点についても確認していきましょう。

同試験では、共通テストと二次試験の成績により選考がなされます。

こちらの項では一次試験、及び二次試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。

まずは、一次試験にあたる共通テストの試験科目と配点についてご覧ください。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)・一次試験の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
国語100点
地・歴・公民世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政治・経済の中から1科目を選択100点
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B、簿記・会計、情報関係基礎の中から1科目を選択200点簿記・会計、情報関係基礎を選択できる者は、高等学校または、中等教育でこれらの科目を履修した者、もしくは国の指定を受けた教育機関で学科を修了した者に限る
理科物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択300点
外国語英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語の中から1科目を選択200点英語を選択する場合は、リスニングテストも必ず受験すること

上記一次試験の突破者は、二次試験へと進むことができます。

ここでも、先ほど同様に二次試験、すなわち個別学力検査の試験科目と配点について表にしてまとめました。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)・個別学力検査の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B150点
理科物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、の中から2科目選択150点 
外国語コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ150点

奈良県立医科大学医学部における学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)の二次試験では、上記表の試験が個別学力検査として課されます。

こちらの試験のほかにも、面接試験(配点なし)も課されますので、日々の訓練を怠らないようにして万全の対策を施しましょう。

入試の日程

最後に、入試の日程についても見ていきます。

詳細については、下記表をご覧ください。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)の日程表

出願期間試験日合格者発表日
2023年12月13日から同年12月15日共通テスト:2024年1月13日、14日
二次試験:2024年2月3日、4日
一次試験:未発表
二次試験:2024年2月13日

学校推薦型選抜(地域枠)

続いて、学校推薦型選抜(地域枠)の解説をしていきます。

募集人員

奈良県立医科大学医学部の2024年度の学校推薦型選抜(地域枠)における募集人員は、総員25名の予定です。

こちらの募集枠は、奈良県にゆかりのある人だけを対象としたものとなっていますので、応募の際は、同校が発布している入学者選抜要項をよく読んでから出願するようにしてください。

試験科目と配点

次に、奈良県立医科大学医学部の2024年度における学校推薦型選抜(地域枠)の試験科目と配点についても確認していきましょう。

同大学医学部の学校推薦型選抜(地域枠)では、上で解説した学校推薦型選抜(緊急医師確保特別枠)と同じく、共通テストと二次試験の成績により合否の判定がなされます。

こちらの項では一次試験、並びに二次試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。

最初に、一次試験にあたる共通テストの試験科目と配点についてご覧ください。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の学校推薦型選抜(地域枠)・一次試験の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
国語100点
地・歴・公民世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政治・経済の中から1科目を選択100点
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B、簿記・会計、情報関係基礎の中から1科目を選択200点簿記・会計、情報関係基礎を選択できる者は、高等学校または、中等教育でこれらの科目を履修した者、もしくは国の指定を受けた教育機関で学科を修了した者に限る
理科物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択300点
外国語英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語の中から1科目を選択200点英語を選択する場合は、リスニングテストも必ず受験すること

上記一次試験の合格を勝ち取った人は、最終関門となる二次試験の受験資格を得ることができます。

ここでも、先ほど同様に二次試験、すなわち個別学力検査の試験科目と配点について表にしてまとめました。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の学校推薦型選抜(地域枠)・個別学力検査の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B150点
理科物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、の中から2科目選択150点 
外国語コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ150点

奈良県立医科大学医学部の二次試験では、上記表の試験が個別学力検査として課されます。

基本的には、同じ学校推薦型選抜である緊急医師確保特別枠と同じ内容となっています。

加えて、こちらの試験でも、面接試験(配点なし)が課されますので、早い段階から訓練を重ねておきましょう。

入試の日程

最後に、入試の日程についても見ていきます。

詳細については、下記表をご覧ください。

▼2024年度における奈良県立医科大学医学部の学校推薦型選抜(地域枠)の日程表

出願期間試験日合格者発表日
2023年12月13日から同年12月15日共通テスト:2024年1月13日、14日
二次試験:2024年2月3日、4日
一次試験:未発表
二次試験:2024年2月13日

奈良県立医科大学医学部の学費

奈良県立医科大学の2024年度における学費は、年間538,000円6年間で3,214,800円となっています。

気をつけておきたいポイントとしてあげられるのが、入学金が出身校によって異なることです。

県内生は282,000円、県外生は802,000円と大きな開きがありますので、注意してください。

2023年度入試からの変更点

2024年度の奈良県立医科大学医学部の前期日程の試験では、上記のとおり共通テストでは英語のみを選ぶことが義務付けられるようになりました。

また個別学力検査では、学科試験が廃止され小論文試験に置き換わっています。

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奈良県立医科大学医学部の入試情報のあらましについては、ここまで見てきたとおりです。

同校の入試は、前期日程や後期日程をはじめとして多様な種類のものが用意されていますが、ネックとなるのが高い偏差値です。

たとえば、前期日程では偏差値65.0、後期日程にいたっては70.0もの偏差値が要求されています。

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まとめ

地域医療へ貢献するための活動や高度な学生教育を実践していることで、内外から高評価を得ている奈良県立医科大学医学部。

そんな同校には、数々の取り組みに共感を覚えた受験生たちが例年入試に挑みますが、ネックとなるのが医学部ならではの高い偏差値です。

たとえば、前期日程では偏差値65.0、後期日程にいたっては70.0もの偏差値が要求されています。

このことから受験生の方の中には、しっかりとした対策を講じるためにも、優れた予備校を利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

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