東邦大学医学部は、学部の垣根を取り払った教育を行っていることで有名な医学部です。
同大学医学部では「共通教育」と呼ばれるプログラムを敷いており、医学部生のみならず、ほかの学部生を一同に集めてチーム医療を学ばせています。
そういった活動が功を奏し、受験生たちの間からは大きな注目を集めるようになり、今では大人気の医学部の一つとなっています。
今回の記事では、そんな東邦大学医学部にスポットを当てて入試情報などを一気にお届けしていきましょう。
Contents
東邦大学医学部の特色
まずは、東邦大学医学部の特色について解説していきましょう。
東邦大学医学部においてチーム医療に力を入れていることは、冒頭でも述べたとおりです。
しかし同大学医学部の、特色のある教育はこれだけではありません。
たとえば、外国人患者にもきちんとした医療を提供するための、「実用医療英語」についても熱心に教えています。
また、「データサイエンス実践入門」と呼ばれるカリキュラムでは、グループディスカッションを通じた医療教育や、AI技術を用いた医療教育も積極的に実践しています。
東邦大学医学部の入試方法
ここからは、東邦大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。
同大学医学部では、大きく分けて3種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。
一般入試
まずは、一般入試の解説をしていきます。
募集人員
東邦大学医学部の2024年度の一般入試における募集人員は、総員74名の予定です。
同年度の医学部の募集人員の総数は125名ですから、一般入試は全体の大部分を占める最も大きな募集枠となっています。
試験科目と配点
次に、東邦大学医学部の2024年度における、一般入試の試験科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では同試験の一次試験の試験科目と配点を、下記表にまとめました。
▼2024年度における東邦大学医学部の一般入試・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列とベクトルのみ) | 100点 | – |
理科 | 化学(化学基礎、化学)生物(生物基礎、生物)物理(物理基礎、物理)の3科目から2科目を選択する | 150点 | – |
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ | 150点 | – |
東邦大学医学部の2024年度における、一般入試の一次試験の試験科目と配点は、上記表のとおりです。
ほかの医学部と比べると外国語の配点が高いため、より入念な対策をしておく必要があるでしょう。
そして、上記一次試験を無事に通過した方は、二次試験の受験資格を得ることができます。
二次試験では面接試験が課されますが、形式等はとくに明示されておりません。
そのため、個人面接にもグループ面接などにも対応できるだけの訓練を、重ねておく必要があります。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細は下記表のとおりです。
▼2024年度における東邦大学医学部の一般入試の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月11日から2024年1月24日 | 一次試験:2024年2月6日 二次試験:2024年2月14日 | 一次試験:2024年2月9日 二次試験:2024年2月17日 |
推薦入試
続いて、推薦入試の解説をしていきましょう。
募集人員
2024年度における東邦大学医学部の入試では、推薦入試も実施される見通しです。
募集人員は、34名程度となっています。
ただ、このうち約25名は付属校の出身者に与えられる募集枠となっていますので、一般の受験生が出願できるのは事実上、残り9名の募集枠しかありません。
そのため、同大学医学部の推薦入試を志望している方にあっては、より力を入れた対策を講じておく必要があります。
試験科目と配点
東邦大学医学部の上記年度における推薦入試の試験では、適性試験などの成績で合否の判定が行われます。
同試験の詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における東邦大学医学部の推薦入試の適性試験等の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
基礎学力 | – | – | – |
適性試験 | — | – |
2024年度における、東邦大学医学部の推薦入試の適性試験等の試験科目と配点は、上記表のとおり、詳しい内容は明示されていませんので、過去問等にあたるなどして、対応しておく必要があるでしょう。
また、二次試験では面接試験が課されます。
こちらの試験形式についても明示されていませんが、時間は一人あたり30分程度ということがアナウンスされています。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきましょう。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における東邦大学医学部の推薦入試の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月8日 | 一次試験:2023年11月17日 二次試験:2023年12月2日 | 一次試験:2023年11月27日 二次試験:2023年12月6日 |
総合入試
次に、総合入試の解説をしていきます。
募集人員
東邦大学医学部の2024年度入試における総合入試の募集人員は、約10名の予定です。
試験科目と配点
上記年度における東邦大学医学部の総合入試の試験では、上述した推薦入試と同様の試験が課されます。
そのため、本項においての説明は割愛とさせていただきます。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における東邦大学医学部の総合入試の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月8日 | 一次試験:2023年11月17日 二次試験:2023年12月2日 | 一次試験:2023年11月27日 二次試験:2023年12月6日 |
東邦大学医学部の学費
東邦大学医学部の2024年度における学費は、6年間で合計25,800,000円となっています。
学費の内訳の詳細については、下記表をご覧ください。
入学金 | 1,500,000円 |
授業料 | 2,500,000円 |
教育充実費 | 500,000円 |
施設設備費 | 300,000円 |
2年次以降の学納金(年額) | 4,800,000円 |
2023年度入試からの変更点
東邦大学医学部の2024年度における入試を前年度と比較した場合、主だった変化はとくに見られません。
これまでどおりに受験勉強を進めていって、合格を確実なものにしてください。
本気で東邦大学医学部合格を目指すなら京都医塾
東邦大学医学部の入試情報のあらましは、ここまで見てきたとおりです。
同大学医学部には全部で3種類の募集枠が設けられており、受験生に対して広く門戸が開かれていると言えます。
しかし東邦大学医学部の偏差値は67.5で、私立大学医学部の中では標準よりも高い水準のものとなっています。
このことから、東邦大学医学部へ進学するためには、ライバルたちを大きく突き放すだけの学力が求められるでしょう。
そのため受験生の方々の中には、優れた指導力のある予備校のもとで、しっかりとした対策を講じたいと考えている方々も多いはずです。
そういった方々におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾オンライン校」です。
京都医塾オンライン校は、独自の手法によるオンライン授業を駆使して、毎年たくさんの受験生を医学部合格へと導いている名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾オンライン校が実践している、指導方法などについて紹介していきましょう。
リアルタイムでつながる授業
京都医塾オンライン校では、時代の最先端を行く授業を実践しています。
その典型例とも言えるのが、リアルタイムでつながる授業となります。
そして、このリアルタイムの授業の最たる特徴となるのが、2台のタブレット端末を使用した双方向の授業です。
あえて端末を2台にわけることにより、それぞれに独自の役目を持たせられることができ、受験生の方々に対してライブ感を与えつつ授業と同時進行で、アドバイス等の返信も可能としました。
このようなリアルタイムでの指導を行うことにより、当校では対面式と変わらない品質の学びの提供を実現しております。
担任による週一度の見守りカウンセリング
京都医塾オンライン校では週に一度行われるカウンセリングで、受験生のみなさんの学習の進捗状況についてアドバイスなどを実施しています。
これは「ウィークリーカウンセリング」と呼ばれるものですが、受験生の勉強の進み具合を一緒に振り返ることで、不得手な箇所やより伸長できる箇所を洗い出していきます。
こういったカウンセリングを細かく行うことで軌道修正を図り、医学部合格のための道筋をより確実なものにするというわけです。
実際の校舎で学べる「短期京都留学」
京都医塾オンライン校では、実際の校舎で学べる「短期京都留学」というプログラムも行っています。
このプログラムでは、受験生のみなさんに京都の校舎へ赴いていただいて、高卒生の方々との合同授業に出ていただきます。
高卒生と一緒に授業を受けることでオンライン授業では体験できなかった競争心を、彼らの姿勢から感じとることができるはずです。
そのためオンラインの受験生の方には大きな刺激となり、結果としてライバル意識を大きく燃え上がらせることにつなげられ、モチベーションアップを図ることができます。
まとめ
チーム医療や実用医療英語、データサイエンス入門など、様々な医療教育を用いて学生たちを日ごろから指導している東邦大学医学部。
同大学医学部のこのような取り組みは非常に魅力的であると、将来有望な受験生たちからも大変な人気です。
しかし、そんな東邦大学医学部へ合格するために必要な偏差値は67.5となっており、私立大学医学部の中では高い水準となっています。
そのため受験生の方々の中には、優れた指導力のある予備校のもとで、しっかりとした対策を講じたいと考えている方々も多いはずです。
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当校で受験勉強に励んでいただければ、オリジナルのオンライン指導をもって、あなたの夢の実現のために全力で尽くさせていただきます。
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