日本医科大学は1876年に創立された「済生学舎」をルーツに持つ、深い歴史を誇る伝統校です。
そんな日本医科大学に設けられている医学部ですが、常に変革へ挑戦し、そして新時代のテクノロジーを先取りする医師の育成を重点目標に掲げ、日夜活動をしています。
今回の記事では、この日本医科大学医学部に焦点を当てて、入試にまつわる様々な情報を一気にお届けしていきましょう。
日本医科大学医学部の特色
まずは、日本医科大学医学部の特色について解説していきましょう。
同大学医学部の特色の中でも、ひときわ際立つものがVR(バーチャルリアリティー)技術とAI技術を使用した教育システムです。
この教育システムのもとでは、リアルな映像や音声を体験しつつ、全方位を確認可能な専用のVRゴーグルを用いて、救命救急などの処置方法などを学習します。
さらに、同教育システムの中では外科の知識に関する内容も盛り込むなど、今後も次々とアップデートが重ねられる予定です。
日本医科大学医学部の入試方法
ここからは、日本医科大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。
同大学医学部では、大きく分けて3種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。
一般選抜(前期)
まずは、一般選抜(前期)の解説をしていきます。
募集人員
日本医科大学医学部の2024年度の一般選抜(前期)における募集人員は、総員79名の予定です。
同年度の医学部の募集人員の総数は119名ですから、一般選抜(前期)は、全体の大半を占める大規模な募集枠となっています。
試験科目と配点
次に、日本医科大学医学部の2024年度における、一般選抜(前期)の試験科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では、同試験の一次試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。
▼2024年度における日本医科大学医学部の一般選抜(前期日程)・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B | 300点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 400点 | – |
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 300点 | – |
日本医科大学医学部の2024年度における、一般選抜(前期)の一次試験の試験科目と配点は、上記表のとおりです。
一般的な私立大学医学部と比較した場合、理科の配点がやや抑えられている点が特徴的です。
そして一次試験に受かった方は、二次試験へと進むことができます。
二次試験では小論文試験と面接試験が課されますが、詳細についてはとくに明らかにされていません。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
▼2024年度における日本医科大学医学部の一般選抜(前期日程)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月22日から2024年1月23日 | 一次試験:2024年2月1日 二次試験:2024年2月9日、10日 | 一次試験:2024年2月7日 二次試験:未発表 |
一般選抜(後期)
続いて、一般選抜(後期)の解説をしていきます。
募集人員
2024年度における日本医科大学医学部の入試では、一般選抜(後期)も実施される見通しです。
募集人員は27名となっており、同大学医学部の設けている人員枠の中では2番目の規模を誇ります。
試験科目と配点
日本医科大学医学部の上記年度における、一般選抜(後期)の試験の科目と配点についても見ていきましょう。
本項では、同試験の試験科目と配点について下記表にまとめました。
▼2024年度における日本医科大学医学部の一般選抜(後期)・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B | 300点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 400点 | – |
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 300点 | – |
2024年度における、日本医科大学医学部の一般選抜(後期)の一次試験の科目と配点は上記表のとおりです。
受験生の知識や技能、加えて判断力や表現力なども測るため、記述式の問題も出題されますので、過去問などに取り組み総合的な力を養っておきましょう。
そして一次試験を突破した方は、二次試験へとコマを進めます。
二次試験では、一次試験のときと同じく小論文試験と面接試験が課されます。
ただ、詳細な内容についてはやはり明らかにされていませんので、どのような態様にも対応できるように、日ごろからしっかりとトレーニングに励んでおきましょう。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における日本医科大学医学部の一般選抜(後期)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2024年2月1日から2024年2月20日 | 一次試験:2024年2月28日 二次試験:2024年3月10日 | 一次試験:2024年3月6日 二次試験:未発表 |
グローバル特別選抜(前期)
次に、グローバル特別選抜(前期)の解説をしていきます。
募集人員
日本医科大学医学部の2024年度入試における、グローバル特別選抜(前期)の募集人員は、10名の予定です。
こちらの募集枠は「グローバル」という名称が付随しているとおり、英語にまつわる試験において一定の成績をおさめていなければ出願ができません。
対象とされる英語の試験については、下記のとおりです。
✓ケンブリッジ英語検定
✓実用英語技能検定(英検)
✓GTEC
✓IELTS
✓TEAP CBT
✓TOFEL iBT
試験科目と配点
上記年度における、日本医科大学医学部のグローバル特別選抜(前期)の試験では、共通テストにおける国語の試験と、同大学医学部が定める学力検査の成績で合否の判定がくだされます。
まずは、共通テストにおける国語の配点についてご覧ください。
▼2024年度における日本医科大学医学部のグローバル特別選抜(前期)・一次試験(共通テスト)の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
国語 | 「国語総合」 | 200点 | 近代以降の文章、古文、漢文から出題する |
また上記、日本医科大学医学部が定める学力検査については、下記表のとおりです。
▼2024年度における日本医科大学医学部のグローバル特別選抜(前期)・学力検査の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B | 300点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 400点 | – |
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 300点 | – |
※英語は外部民間試験の要件を満たすことで総合的に評価する
そして一次試験をクリアした方には、二次試験の受験資格が与えられます。
二次試験では、ほかの募集枠と同じく小論文試験と面接試験が課される予定ですが、こちらについても詳細については公表されておりません。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における日本医科大学医学部のグローバル特別選抜(前期)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月22日から2024年1月23日 | 一次試験:2024年2月1日(大学共通テスト:2024年1月13日の1日のみ) 二次試験:2024年2月9日、10日 | 一次試験:未発表 二次試験:未発表 |
日本医科大学医学部の学費
日本医科大学医学部の2024年度における学費は、6年間で合計22,000,000円となっています。
学費の詳しい内訳については、下記表のとおりです。
入学金(初年度のみ) | 1,000,000円 |
授業料(年額) | 2,500,000円 |
施設整備費(年額) | 1,000,000円 |
2023年度入試からの変更点
日本医科大学医学部の2024年度における入試では、グローバル特別選抜において、上述のとおり民間の英語試験の成績が求められるようになりました。
受験生の方々にあっては、このことを念頭に置いて学習に励むようにしてください。
本気で日本医科大学医学部合格を目指すなら京都医塾
ここまでは、日本医科大学医学部の入試情報について見てきました。
同大学医学部では一般選抜前期・後期に加えて、グローバル特別選抜(前期)といった募集枠も設置して様々な学生を募集しています。
ところが、同大学医学部の合格のために必要な偏差値は70.0と非常にハイレベルです。
国内の私立大学医学部の中では、慶応義塾大学医学部に次ぐ2番目となっています。
このことから受験生の方々の中には、より高い偏差値を目指すべく優秀な予備校の利用を検討中の方も多いのではないでしょうか。
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ここから先は、そんな京都医塾オンライン校が実践している、教育内容などについて紹介していきましょう。
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これは受験生の方々の学力にも、まったく当てはまることと言えます。
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たとえば、平日が課外活動などで忙しい方のためには、土日に思いっきり学習に励んでいただくように調整したものを用意いたしますし、平日・休日ともに学習ができる環境にいる方のためには、平日からたっぷりの勉強時間を確保いたします。
このように、当校では柔軟性を重視したカリキュラム作りを通じて、受験生のみなさんの学力向上のためのサポートをしていますので、どんな環境の方へも十分なサポートを行きわたらせることが可能です。
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たとえば、2023年度の入試では一次試験合格率72%、二次試験合格率60%という好成績をマークしました。
そして、この成績の中には、日本医科大学医学部への合格実績も含まれています。
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2台のタブレット端末を使用する双方向の授業
「タブレット端末には触れたことがないから、授業についていけるか少し不安」
スマホが全盛の現代の社会ですが、上記のようにタブレット端末には馴染みの薄い受験生の方も珍しくありません。
そのため京都医塾オンライン校では、そういった方々へのサポートの一環として、タブレット端末の使用方法についても、しっかりレクチャーをしております。
担当のスタッフが操作に慣れるまで親身になってお教えいたしますので、タブレット端末に不慣れな方であっても、なんの心配もいりません。
まとめ
日本医科大学医学部は1800年代に創設された「済生学舎」を源流に持つ、深い歴史のある伝統校です。
同大学医学部では次世代を担う医師を養成すべく、独創性あふれる教育方法をもって、学生たちの教育にあたっています。
そんな日本医科大学医学部は受験生たちからの評判も上々で、入試の時期になると多くの若者たちが合格を夢見て試験に挑戦しています。
しかし、同大学医学部への進学をはたすにあたって大きな障壁となるのが、要求される高い偏差値です。
実を言うと、日本医科大学医学部の合格のために必要な偏差値は70.0と、非常に高水準なものなのです。
そして、この数値は私立大学医学部の中では、慶応義塾大学医学部に次ぐ2番目の数値となっています。
このことから受験生の方々の中には、より高い偏差値を目指すべく優秀な予備校の利用を検討中の方も、多いのではないでしょうか。
そういった方への頼りとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は、充実したカリキュラムときめの細かい指導を武器に、毎年たくさんの受験生を医学部合格へと導いている名門の予備校です。
当校へおいでいただければ、時代の最先端を行く類まれなる指導力をもってして、きっとあなたの宿願を成就させて見せましょう。
本気で日本医科大学医学部を目指す方には、京都医塾オンライン校こそがうってつけです。
資料請求やお電話でのご相談は年中無休で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。