医学部受験において現在、浪人中の人にとって、合格までの平均的な浪人年数にまつわる情報は、大きな関心の寄せどころのはずです。
ほかの受験生はどれくらいの年数で合格しているのか知っておき、自身の今後の受験活動の参考にしたいと感じるのは、浪人生としては当然の反応と言えます。
そこで今回の記事では、医学部受験における平均浪人年数の情報をまとめてお届けするとともに、浪人生活からいち早く抜け出すためのおすすめの方法についても紹介していきましょう。
Contents
医学部の平均浪人年数は1.5年
さっそく本題に入っていきますが、医学部受験における平均的な浪人年数は1.5年が目安とされています。
1.5年というと短いようにも感じますが、2浪、3浪の方も当然いるわけですから、一概にはまとめられないということは、念のため書き添えて置きます。
また、医学部の受験では、浪人率そのもののデータにも注目しておきましょう。
浪人率とは、その名のとおり、現役合格が叶わず浪人生活の身になってしまう人の割合のことです。
医学部は誰もが知る難関学部ですから、この浪人率の高さは、ほかの学部とは比較にならないほど高くなっています。
しかし、逆に考えると、浪人率が高いということは、受験生全体の中でも浪人生の割合が多く、そして、だからこそ浪人生でも十分受かる可能性が高いことを示唆しています。
そこで次項では、国内の医学部の中から合格者数の現浪比を公開している医学部を取り上げ、合格者数に占める浪人生の割合について解説していきましょう。
医学部受験の合格者数に占める浪人生の割合は?
さて、ここでは前項で予告したとおり、国内の医学部の中でも合格者数に占める現浪比を公開している医学部を取り上げ、個別に解説していきます。
2024年度における最新データにあたる、2023年度入試のものだけを使用していますので、きっとあなたの今後の受験活動に役立つはずです。
なお、医学部の中には、浪人の年数も公開しているところもありますので、そういったケースでは平均的な年数とともに提示して、より詳細なデータとして掲載していきます。
日本医科大学
日本医科大学における、2023年度入試の合格者数は全部で125名でした。
このうち、最も合格者数が多かったのが現役生でしたが、その割合は46%(58名)と半数を下回っています。
現役生の次に多かったのは1浪生となっていますが、その割合は44%(55名)となっており、現役生の人数に肉薄。
たとえ浪人生であっても現役生と同等に戦えることが、データにより証明されています。
また、2浪生の合格者数の割合は7%(9名)、3浪生以上となると2%(3名)となっています。
以上のデータから、合格者の平均浪人年数で言うと、1.5年を下回る結果となりました。
川崎医科大学
川崎医科大学における、2023年度入試の合格者数は、合計で126名でした。
最も合格者数の割合が多いのは、やはり現役生ですが、その割合は約3割(32名)となっており上述した日本医科大学よりも少数です。
また、浪人生の合格者数の割合ですが1浪生と2浪生が2割強(26名)、3浪生と4浪生が2割弱(21名)で、浪人年数とは無関係に万遍なく選抜していることが見て取れます。
これらのデータを踏まえて考慮すると、川崎医科大学における浪人生の合格者の平均浪人年数は、1.5年を優に超えることがわかります。
順天堂大学
順天堂大学における、2023年度入試の合格者数は、315名でした。
最も多い合格者数の割合を占めたのは、ここでも現役生で、その人数は200名です。
合格者全体の約6割が現役生という結果になりました。
そうなると俄然気になるのが、浪人生のデータですが順天堂大学では浪人回数ではなく、年齢別で公開していますので、そちらの資料に従って分析していきます。
まず、現役生を除いて最も多い合格者数の年齢は19歳で、全体の約3割(96名)を占めています。
19歳という年齢から察するに、1浪生と考えるのが合理的でしょう。
また、20歳では約5%(11名)、21歳以上ともなると5%未満(8名)という厳しい結果になりました。
以上のデータから鑑みるに順天堂大学の入試では、1浪生までは現役生ともなんとか戦える数字となっていますが、2浪以降は苦戦必至であることが予想されます。
合格者に占める浪人生の平均浪人年数も、1.5年を下回る数値となっています。
聖マリアンナ医科大学
聖マリアンナ医科大学における、2023年度の一般選抜の合格者数は、前期と後期合わせて99名でした。
このうち、現役生の合格者数の割合は、約25%の26名となっています。
残りの合格者数、73名は「現役以外」という表現で公表されていますが、ここは浪人生と考えても差し支えないでしょう。
残念ながら、浪人回数ごとのデータは示されていませんが、いずれにせよ聖マリアンナ医科大学の入試では、たとえ浪人生であっても、現役生と互角に戦えることが資料から判断できます。
金沢医科大学
金沢医科大学における、2023年度の一般選抜の合格者数は、前期と後期合わせて105名でした。
このうち、現役生の合格者数の割合は、全体の10%にも満たないわずか8名。
残りの97名は、すべて浪人生が占める形となっています。
金沢医科大学においても、残念ながら浪人回数が公表されていないため、平均浪人年数は不明ですが、一つだけ言えることは浪人生の身であっても、現役生と互角かそれ以上の戦いができるということです。
このように、浪人生であっても現役生と十分戦える医学部は多数存在しますので、希望をもって、焦らず腐らず日々の学習に、より一層、励んで合格を勝ち取りにいきましょう。
オンライン予備校を利用し浪人生活を脱しよう!
前項では、様々な医学部の合格者数に占める浪人生の割合を提示したうえで、合格者数の多さや、平均浪人年数などを示しました。
浪人生でも現役生と同等に戦える医学部が多いことや、浪人年数に寛容な医学部があることに安堵した方も少なくないはずです。
しかし、これらのことを理由に、普段から漫然と学習に臨んでいたのでは、本末転倒と言えます。
前項の最後にお伝えしたとおり、希望をもって、焦らず腐らず日々の学習により一層、励むことで、はじめて合格を勝ち取りにいけるのです。
そして、その日々の学習をより一層、充実させてくれるのが近年、話題となっているオンライン予備校です。
オンライン予備校は、浪人生活をいち早く終わらせるための様々なサポートが受けられるとあって、最近では利用者が急増中のサービスとなっています。
そこで、ここでは浪人生活を一日でも早く脱するための助けとなる、オンライン予備校のメリットを紹介していきましょう。
時間の有効利用ができるためバイトとの両立も可能
医学部の浪人生の中には、経済的な事情を抱えながら受験活動を行っている人も少なくありません。
医学部の学費は高額なものとなっていますから、バイトを通じて少しでも日常的な費用を節約したいと考える人がいても不思議ではないでしょう。
しかし、バイトを続けながらの学習となると、予備校などの施設に通うのは時間的にも金銭的にも大きな負担としてのしかかってくるはずです。
その点、オンライン予備校では学習時間を利用者のスケジュールに合わせて組んでくれるため、時間の都合を心配する必要もありません。
さらに、費用面についても、実際の予備校に通うよりも低く抑えることができるため、お財布事情に苦しい人であっても比較的、無理なく受講することが可能です。
浪人生向けのコースで授業が受けられる
オンライン予備校の中には、浪人生向けのコースを設置して、サービスを提供しているところも多数存在します。
こういったオンライン予備校を利用する場合には、現役生向けのコースよりも数多くのコマ数で時間割を組んでくれるため、短期間での実力向上が狙えます。
また、医学部専門予備校を利用すれば、講師陣も当然、医学部受験のエキスパートばかりですから、より一層、高効率な授業が期待できるでしょう。
面接対策もしっかりサポートしてもらえる
医学部を受験するにあたっての、浪人生ならではの課題の一つが、いかにして面接試験を乗り切るかということです。
浪人生の場合、現役生と比較すると答えに窮する質問が飛んでくる可能性が高いため、より綿密な面接対策が必要とされます。
そのため、優れたオンライン予備校では面接対策もきっちり行い、答えにくい質問にも適切な回答を用意できるよう指導してくれます。
したがって、上記のような質問を矢継ぎ早にされたとしても、慌てることなくきちんと対処することができるようになりますので、何の心配もいりません。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
医学部受験における浪人生の合格者数の割合について見てきましたが、現役生よりも浪人生の方が低い割合の医学部がある一方で、同等かそれ以上の割合で浪人生が選抜されているところもありました。
また、浪人回数が少ない人の場合は、現役生と互角の勝負ができる医学部もあることから、浪人中だからといって気負う必要はまったくないことも、同時に明らかになりました。
しかし、これは日々の学習にしっかり勤しんでいることが大前提と言えます。
このことから、浪人生の方々の中には、優れたオンライン予備校を利用して、いち早く浪人生活を脱するための指導を受けたいと、願っている人も多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾オンライン校」です。
京都医塾オンライン校は、浪人生向けのサポートコースや、利便性バツグンのオンライン自習室などを強みにもつ、医学部受験に特化した予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾オンライン校の指導内容などについて紹介していきましょう。
浪人生向けのフルサポート授業でしっかりバックアップ
京都医塾オンライン校では、浪人生の方向けのプランとして「高卒生コース」を設けてサポートにあたっています。
こちらのコースは、現役生向けのコースよりも授業のコマ数も多く、より充実した学習支援が受けられますので、学力の伸び幅も飛躍的なものとなります。
また、カリキュラムについても当塾オリジナルのものを使用しますが、受験生の現在の実力や、これまでの学習習慣に沿ったものが作成されますから、本人の能力にマッチしたものができあがり、非常に高効率な学習が可能です。
さらに、浪人生の方にとっては、面接試験が気がかりかと思いますが、こちらについてもしっかりフォローいたしますので心配いりません。
十分な時間をとって徹底的に指導にあたりますから、きちんとした面接対策が受けられます。
利便性に富んだオンライン自習室
オンライン予備校に欠かせないのが、ネットを有効活用した自習室です。
これは、一般的にオンライン自習室と呼ばれるものですが、もちろん京都医塾オンライン校においても用意しています。
当塾のオンライン自習室の大きな特徴は、ほかの受験生の雰囲気が一切伝わってこないように配慮している点にあります。
サービスによっては、周囲の雰囲気をあえて感じ取れるようにしているものもありますが、当塾では、受験生が学習だけに集中できるように音声などは発生させません。
そのため、勉強だけに意識を向けることができ、より有意義な自習時間を過ごせます。
まずは無料の体験授業へご参加ください!
オンライン予備校の利用を検討中の方にとって気になる点の一つが、「本当にネットの授業なんかで、学習がはかどるのか」といったことではないでしょうか。
たしかに、実際の授業と比較すると、タブレットなどを用いた授業では臨場感に欠けますし、講師とも距離感がありますから、いまいち集中できなさそうといった各種疑問がわいて出ても不思議ではありません。
そういった方々の疑問の解消のために、当塾では無料のオンライン体験授業を実施しております。
この体験授業を通じて、タブレット学習でも問題なく理解が深まることや、講師との距離感がとても近く、集中力が途切れないことなどをご理解いただければ、それまでに感じていた疑問点や不安感もしっかり払拭できるはずです。
体験授業のお問い合わせに関しましては、当塾オンライン校のホームページ窓口にて年中無休で承っておりますので、奮ってご参加ください。
まとめ
本記事では、医学部受験の合格者における、浪人生の平均浪人年数や、全体に占める合格者の割合などを解説してきました。
そして、たとえ浪人生であっても多くの医学部では、現役生たちとも十分に戦えるという事実も、同時にお伝えしてきました。
とくに浪人回数が少ない場合は、現役生と互角に渡り合える医学部もあるため、浪人生だからといって勝ち目がないと諦める必要はありません。
しかし、これは日々の学習にしっかり勤しんでいることが大前提です。
このことから、浪人生の方々の中には、優れたオンライン予備校を利用して、いち早く浪人生活を脱するための指導を受けたいと、願っている人も多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は、浪人生向けのサポートコースや、利便性バツグンのオンライン自習室などを強みにもつ、医学部受験に特化した予備校です。
当塾に医学部受験の支援を一任してもらえれば、できる限りの努力をもって、あなたの浪人生活を終わらせるための支援にあたらせていただきます。
本気で医学部合格を目指す人には、傑出した指導力であなたを最後まで導く、京都医塾オンライン校こそがうってつけです。
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