山形大学医学部医学科は、人間性を育むことを常に思考し続ける医師の養成を重点目標としています。

同校では、この目標を達成するための取り組みとして、多種多様な方策を実施しています。

その代表例とも言えるのが、世界で唯一の重粒子治療施設を学習できるカリキュラムです。

このカリキュラムは受験生の間でも非常に熱い注目を集めており、その効果も手伝って、入試の際には毎年たくさんの方々が試験に挑みます。

今回の記事では、そんな山形大学医学部医学科を志望している方へ向けて、入試にまつわる情報をまとめてお届けしましょう。

山形大学医学部の特色

最初に、山形大学医学部医学科の特色について紹介していきましょう。

同校の特色の中でもひときわ際立つのは、前述した重粒子治療施設の学習プログラムですが、そのほかにも見学型の実習である「ベッドサイドラーニング」や地域と連携した臨床実習など様々な授業を通じて学生を育てています。

また、医療シミュレーターを利用した実習は世界最高水準とされており、非常に充実した学習の機会を得ることが可能です。

山形大学医学部の入試方法

ここからは、本記事のメインテーマにあたる、山形大学医学部医学科の入試情報の解説に入っていきます。

同大学医学部では、全部で４種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。

前期日程

まずは、前期日程の解説をしていきます。

募集人員

山形大学医学部医学科の前期日程における募集人員は、一般枠と地域枠合わせて総員73名の予定です。

2024年度における同大学医学部の募集人員の総数は113名ですので、その大部分を占める最大規模の募集枠と言えます。

試験科目と配点

次に、山形大学医学部医学科の2024年度における、前期日程の試験科目と配点についても確認していきましょう。

こちらの項では、同試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の前期日程・一次試験の試験科目、並びに配点表

上記一次試験の突破者は、二次試験へとコマを進めます。

ここでも、先ほど同様に二次試験、すなわち個別学力検査の試験科目と配点について表にしてまとめました。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の前期日程・個別学力検査の試験科目、並びに配点表

山形大学医学部医学科の二次試験では、上記表の試験が個別学力検査として課されます。

一次試験との違いは、地・歴・公民が課されない点にあります。

また、こちらの試験のほかにも、面接試験（配点100点）も課されますので、しっかりと訓練を重ねておきましょう。

なお、これらの試験は前期日程の一般枠と地域枠、共通となっています。

入試の日程

最後に、入試の日程についても見ていきます。

詳細については、下記表をご覧ください。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の前期日程の日程表

後期日程

前期日程の募集人員の解説を終えたところで、後期日程についてもチェックしていきましょう。

募集人員

山形大学医学部医学科の2024年度における後期日程の募集人員は、総員15名となっています。

人数こそ前期日程に引けを取りますが、後期日程を実施している国公立大学医学部は現在のところ減少傾向にありますので、非常に貴重な募集枠と判断できます。

試験科目と配点

次に、試験科目と配点についても見ていきます。

こちらの項においても、後期日程の試験科目と配点を表にしてまとめました。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の後期日程・一次試験の試験科目、並びに配点表

上記一次試験をクリアした人は、二次試験の受験資格が与えられます。

山形大学医学部医学科の2024年度の後期日程の二次試験では、前期日程とは違い面接試験（配点100点）のみが実施されます。

入試の日程

最後に、入試の日程についても確認していきましょう。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の後期日程の日程表

学校推薦型選抜Ⅱ

続いて、学校推薦型選抜Ⅱの詳細についても見ていきます。

募集人員

2024年度における山形大学医学部医学科の学校推薦型選抜Ⅱの募集人員は、一般枠と地域枠合わせて30名の見込みです。

募集人員のうち約25%を占める枠となっていることから、比較的ハードルの低い募集枠と見てよいでしょう。

試験科目と配点

次に、試験科目と配点についてもチェックしていきます。

山形大学医学部医学科の2024年度の学校推薦型選抜Ⅱでは、共通テストの成績と面接試験で合否の判定が行われます。

こちらの項でも、同試験の科目と配点について下記表にまとめました。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の学校推薦型選抜Ⅱの試験科目、並びに配点表

面接試験は共通テストに先立って行われますので、早期対策を心がけましょう。

なお、日程については後述する日程表で確認してください。

入試の日程

最後に、学校推薦型選抜Ⅱの入試の日程についても見ていきます。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の学校推薦型選抜Ⅱの日程表

私費外国人留学生入試

2024年度における山形大学医学部医学科の入試では、私費外国人留学生入試も行われます。

ここでは、同募集枠の詳細について確認していきましょう。

募集人員

山形大学医学部医学科の、上記年度における私費外国人留学生入試の募集人員は若干名となっており、残念ながら詳細は明らかにされていません。

試験科目と配点

山形大学医学部医学科の2024年度の私費外国人留学生入試では、日本語留学試験と小論文、並びに面接試験にて合否の判断がなされます。

日本語留学試験では主に日本語の能力が問われますが、そのほかにも理科や数学の知識もチェック項目となりますので、幅広く学習をしておく必要があるでしょう。

なお、試験科目の配点については募集人員と同様、詳細は明らかとなっていません。

入試の日程

最後に、私費外国人留学生入試の日程についても見ていきます。

▼2024年度における山形大学医学部医学科の私費外国人留学生入試の日程表

山形大学医学部の学費

2024年度における山形大学医学部医学科の学費は年額535,800円、6年間総額3,214,800円となっています。

また、このほかにも入学料として282,000円が必要となるほか、入寮する場合には月額4,300円から18,000円の費用が発生します。

それぞれの寮は、設備やキャンパスまでの距離などに違いがありますので、自分に見合ったところを選んでください。

2023年度入試からの変更点

山形大学医学部医学科の2024年度の入試では、前年度からの変更点はとくに見られません。

ただし、医学部の受験では一切の油断は禁物です。

受験生の方々にあっては日々の学習をしっかりとこなし、本番で努力の成果をいかんなく発揮してください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

多様性に富んだ教育方法で、学生たちを秀でた医療人へと育成している山形大学医学部医学科。

同校の授業の中でもとりわけ特徴的なのが、繰り返し述べてきた、世界で唯一の重粒子治療施設を学習できるカリキュラムです。

このようなカリキュラムが人気を博し、同校は受験生の間でも大変な人気のある医学部の地位についています。

しかしながら、山形大学医学部医学科を合格するためには、医学部ならではのハイレベルな試験を突破しなければなりません。

とくに、同校の後期日程の要求偏差値は67.5となっており、国内の国公立大学医学部の中でも東北大学や名古屋大学と並ぶ高水準なものとなっています。

そのため受験生の方々の中には、同校への合格をより確実なものとするためにも、より洗練された学習を進めていきたいと感じている方もいるはずです。

そういった方々の心強い味方となるのが、医学部受験に特化した予備校の「京都医塾オンライン校」です。

京都医塾オンライン校は、近年スタンダードな学習方法になりつつあるオンライン授業を早期に取り入れ、毎年たくさんの医学部合格者を輩出している予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾オンライン校の指導内容について、詳しく紹介していきましょう。

対面授業と同品質の授業を提供

京都医塾オンライン校の最大の強みとも言えるのが、対面授業と同品質の授業を提供できることです。

通常のオンライン授業では、どうしても講師と受験生との距離感が生まれてしまうため、対面授業に内容が劣ってしまう傾向があります。

しかし、当校では2台のタブレット端末を駆使することで、その課題を乗り越えることに成功しました。

この授業形式では、1台目のタブレットを完全に講師と板書内容だけを映し出すものに設定しています。

そのため、講師の表情や動作などがしっかりと確認でき、通常の授業と同じ感覚で指導を受けることが可能です。

また、2台目のタブレットは、受験生の方が任意に書き込めるノート用にお使いいただきます。

授業中に要点と感じた内容をメモしたり、疑問に感じたことを書き込んだりと、自由に使ってご自身だけのオリジナルノートを作成してください。

講師と受験生をシームレスでつなげる工夫

先ほどもお伝えしたとおり、ノート用のタブレットには授業中の疑問点などを、自由に書き込んでいただくことができます。

そして当校のオンライン授業では、このような受験生側の書き込みを、講師側でもリアルタイムでモニターできる仕組みを採用しています。

したがって、受験生の方の書き込みにもリアルタイムでアドバイスができるようになり、学習のさらなる効率化を図ることが可能です。

このように、講師と受験生とをシームレスでつなげられるのは、当校だからこそできる持ち味であります。

「ウィークリーカウンセリング」で学習状況を完全にケア

医学部の受験勉強では、計画どおりに学習が進まないことも珍しくありません。

受験生のみなさんの中にも、スケジュールに沿った勉強の進行ができず、悩んでいる方も一定数いるのではないでしょうか。

京都医塾オンライン校では、そういったお悩みを解決するために「ウィークリーカウンセリング」を通じて学習状況の進捗をケアしています。

このウィークリーカウンセリングは、週に一度のカウンセリングを通じて、講師と一緒に学習の進行具合を話し合うといった内容のものです。

カウンセリングを経ながら改善方法をプロの視点でアドバイスをいたしますので、スケジュール管理が苦手な方でも、順調に学習を進めていくことができます。

まとめ

独自性の高い教育を学生に施し、一流の医療人の育成に尽力していることで有名な、山形大学医学部医学科。

そんな山形大学医学部医学科には、同校ならではのプログラムを受けたいとする受験生たちが、毎年入試にチャレンジしています。

しかしながら、山形大学医学部医学科で合格するためには、医学部ならではのハイレベルな試験を突破しなければなりません。

とくに、後期日程の要求偏差値は67.5となっており、国内の国公立大学医学部の中でも東北大学や名古屋大学と並ぶ高水準なものとなっています。

そのため受験生の方々の中には、同校への合格を確実なものとするためにも、より洗練された学習を進めていきたいと感じている方も多いはずです。

そういった方々の心強い味方となるのが、医学部受験に特化した予備校の京都医塾オンライン校です。

京都医塾オンライン校は、近年スタンダードな学習方法になりつつあるオンライン授業を早期に取り入れ、毎年たくさんの医学部合格者を輩出している予備校です。

当校へあなたの受験指導を任せていただければ、医学部特化型の予備校のノウハウをすべて提供し、悲願達成へ向けて全力でリードいたします。

本気で山形大学医学部医学科の合格を勝ち取りたい方には、京都医塾オンライン校こそがうってつけです。

当校自慢の講師の授業が受けられる、無料の体験授業は随時受付け中ですので、いつでもお気軽にお問い合わせください。