2023年に創立から50周年を迎えた獨協医科大学医学部。
同校では、未来を切りひらく研究者の輩出を目指して学生を教育しており、これまでにも約4700名もの優れた医師たちを世に送り出してきました。
また、医師国家試験の合格率も非常に秀でていることから、受験生の間でも人気のある医学部の一つとして知られています。
今回の記事では、そんな獨協医科大学医学部の入試情報を一気にお届けしていきます。
獨協医科大学医学部の特色
最初に、獨協医科大学医学部の特色について紹介していきましょう。
同校の医学部の特色の中でも大きなものと言えるのが、「3CC」と呼ばれる診療参加型実習です。
この診療参加型実習では、指導医とともに患者の診療活動に取り組みながら、建学の理念たる「人間性豊かな医師」になるための教育を学んでいきます。
このような取り組みは全国的にも行われていますが、獨協医科大学医学部はその中でも、ひときわ積極的に力を尽くして実践しています。
獨協医科大学医学部の入試方法
ここからは、獨協医科大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。
同大学医学部では、大きく分けて4種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。
一般選抜(前期・後期・地域枠)
まずは、一般選抜(前期・後期・地域枠)の解説をしていきます。
募集人員
獨協医科大学医学部の2024年度の一般選抜(前期・後期・地域枠)における募集人員は、前期日程が52名、後期日程が5名、地域枠が11名、合わせて68名の予定です。
2024年度における同大学医学部の募集人員の総数は121名ですので、約半数を占める最大規模の募集枠です。
試験科目と配点
次に、獨協医科大学医学部の2024年度における、一般選抜(前期・後期・地域枠)の一次試験の科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では、同試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。
なお、試験は前期、後期、地域枠すべて共通となっていますので、ここでは一括して表記しています。
▼2024年度における獨協医科大学医学部の一般選抜(前期・後期・地域枠)・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 100点 | – |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B | 100点 | – |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物の3科目の中から2科目を選択 | 200点 | – |
上記一次試験を無事に通過した人は、二次試験の受験資格を得ることができます。
同大学医学部の二次試験では小論文と面接試験が課されますが、配点については公表されていません。
ただし、小論文では表現力や読解力を、面接試験では主にコミュニケーションスキルを見て評価するとのことですので、この点に気をつけながら訓練に励んでください。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
同大学医学部の一般選抜では、前期・地域枠と後期で日程がわかれていますので、別々にまとめました。
▼2024年度における獨協医科大学医学部の一般選抜(前期・地域枠)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月4日から2024年1月12日 | 一次試験:2024年1月21日、22日 二次試験:2024年1月30日、31日 | 一次試験: 2024年1月26日 二次試験:2024年2月7日 |
▼2024年度における獨協医科大学医学部の一般選抜(後期)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2024年1月15日から同年2月16日 | 一次試験:2024年2月27日 二次試験:2024年3月5日 | 一次試験: 2024年3月1日 二次試験:2024年3月5日 |
大学入学共通テスト利用選抜
続いて、大学入学共通テスト利用選抜の解説をしていきます。
募集人員
2024年度における獨協医科大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜の募集人員は、総員5名の予定です。
一般選抜と比較すると極めて少数の募集枠ですが、共通テストの成績を一次試験に利用できるため、受験生にとっては負担が軽減されるといったメリットがあります。
試験科目と配点
次に、獨協医科大学医学部の上記年度における、大学入学共通テスト利用選抜の試験科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では、同試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。
▼2024年度における獨協医科大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
国語 | – | 100点 | 近代以降の文章から出題 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bの中から2科目を選択 | 100点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 200点 | – |
外国語 | リーディング、リスニング | 100点 | – |
上記表のとおり、獨協医科大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜は、一般的な医学部よりも国語の配点が高いため、より万全な学習をしておきましょう。
さて、上記一次試験をクリアした受験生は、二次試験へとコマを進めます。
二次試験では、一般選抜と同じく小論文と面接試験が課されますが、基本的には共通テスト利用選抜も同じ評価方法が採用される見通しです。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における獨協医科大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月4日から2024年1月12日 | 一次試験:2024年1月13日、14日 二次試験:2024年3月5日 | 一次試験:2024年3月1日 二次試験:2024年3月8日 |
学校推薦型選抜(地域特別枠・指定校制・系列校)
次に、学校推薦型選抜(地域特別枠・指定校制・系列校)の解説をしていきます。
募集人員
獨協医科大学医学部の2024年度の学校推薦型選抜(地域特別枠・指定校制・系列校)における募集人員は、地域特別枠が10名、指定校制が25名、系列校が10名、全部で45名の予定です。
学校推薦型選抜だけで全体の3割強の募集枠となっていることから、かなり大所帯の募集枠と言えます。
試験科目と配点
2024年度における、獨協医科大学医学部の学校推薦型選抜(地域特別枠・指定校制・系列校)の試験内容についても確認していきましょう。
ただし、指定校制の試験内容は一般に公表されていませんので、ここでは地域特別枠と系列校の詳細に絞ってお伝えしていきます。
上記二つの募集枠の一次試験では、小論文と基礎適性試験(英語・数学)、並びに書類審査が行われます。
配点については、2023年10月の時点では明かされていません。
また、二次試験では面接試験が行われます。
面接試験は5分間の面接が複数回行われますので、様々な質問にも答えられるだけの対応力を身につけておく必要があるでしょう。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきますが、残念ながら地域特別枠の日程のみの発表となっています。
そのため、こちらの項では、同枠の詳細についてお伝えするにとどめさせていただきます。
▼2024年度における獨協医科大学医学部の学校推薦型選抜(地域特別枠)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月7日 | 一次試験:2023年11月11日 二次試験:2023年11月17日 | 一次試験:2023年11月15日 二次試験:2023年12月1日 |
総合型選抜
続いて、総合型選抜の解説をしていきます。
募集人員
獨協医科大学医学部の2024年度の総合型選抜における募集人員は、総員3名の予定です。
非常に少ない枠であることから激戦が予想されますが、数少ないチャンスの一つですから積極的にチャレンジしてみてください。
試験科目と配点
次に、獨協医科大学医学部の2024年度における、総合型選抜の試験内容についても見ていきます。
上記募集枠の一次試験では、書類審査と適性試験、小論文試験が実施される見込みです。
適性試験では、分析力や推理力、言語能力を判断して評価するとのことですから、評価基準に沿った対策を進めておきましょう。
二次試験では、一回15分の個人面接が計4回行われるほか、プレゼンテーションも課されます。
いかにも総合型選抜らしい難解な試験ですので、十分な練習を積み重ねてしっかりとした実力を養っておいてください。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における獨協医科大学医学部の総合型選抜 の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年9月1日から同年9月15日 | 一次試験:2023年9月30日 二次試験:2023年10月14日 | 一次試験:2023年10月11日 二次試験:2023年11月1日 |
獨協医科大学医学部の学費
獨協医科大学医学部医学科の6年間の学費は36,600,000円です。
これは私立大学医学部のトップ10に入る高さとなっています。
1年次の学費は8,600,000円、2年次からの学費は5,600,000円です。
1年次の学費が高いのは、入学金に加えて教育充実費の納入が求められるためです。
本気で獨協医科大学医学部合格を目指すなら京都医塾
獨協医科大学医学部では、上記のように多様性に富んだ募集枠を設けて学生を広く募集しています。
そのため、各募集枠に対し毎年たくさんの受験生が、合格を目指して入試にチャレンジをしています。
ただ、ここで受験生を阻む存在となるのが、医学部受験の特徴とも言える高難度な試験です。
生半可な実力で挑んだとしても、返り討ちにあってしまうのが関の山と言えるでしょう。
このことから受験生の方々の中には、優秀な予備校においてハイレベルな教育を受けたいと、検討中の方も多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな頼りになるのが、医学部受験を専門とする予備校の「京都医塾オンライン校」です。
京都医塾オンライン校は、医学部受験を攻略するための指導だけを実践し、毎年たくさんの受験生を目標達成へと導いている予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾オンライン校の授業内容などについて紹介していきましょう。
居住地に関係なく受けられる最高品質の授業
一般的な予備校は地方に居住している受験生にとって、利用できる施設が限られるといった課題をはらんでいます。
一方で、オンラインによる授業は居住地に関係なく、誰でも気軽に受けることができます。
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そのため居住地に関係なく、医学部合格のために必要な学びを得ることができ、夢の実現を一気に手元に引き寄せることができます。
獨協医科大学医学部へも合格者を輩出!
当塾では、国公立大学医学部と私立大学医学部の両方に例年、数多くの合格者を輩出しています。
獨協医科大学医学部への合格実績も非常に豊富で、2023年度を含めた過去5年間にわたり毎年、合格者を生み出しています。
獨協医科大学医学部を志望中の方は、同大学医学部への合格実績に優れた当塾を、ぜひお選びください。
最後まであなたをリードし、支援し続けることをお約束します。
オンライン三者面談を実施して保護者様の不安感もケア
医学部の受験は非常に難易度が高いことから、保護者様としてもお子さまの学習状況は常に気がかりとなっているはずです。
大切な我が子の命運がかかっているのですから、思わず息がつまってしまっても不思議ではありません。
京都医塾オンライン校では、このような不安感をケアするため、インターネットを利用したオンライン三者面談を実施中です。
このオンライン三者面談では、お子さまの現在の学力を分析して報告するとともに、担当講師から各種アドバイスを行わせていただきます。
ご子息やご息女の学習状況を定期的に、かつ詳細に報告いたしますので、保護者様にあっては、心配なく当校へお子さまの受験指導をお任せください。
まとめ
2023年に創立から50周年を迎えた獨協医科大学医学部。
同校では、「3CC」と呼ばれるオリジナル性に満ちた指導を行い、良質な医療人の育成に尽力しています。
そのため獨協医科大学医学部には毎年たくさんの受験生が、合格を目指して入試にチャレンジをしています。
ただ、ここで受験生を阻む存在となるのが、医学部受験の特徴とも言える高難度な試験です。
生半可な実力で挑んだとしても、返り討ちにあってしまうのが関の山と言えるでしょう。
このことから受験生の方々の中には、優秀な予備校においてハイレベルな教育を受けたいと、検討中の方も多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな頼りになるのが、医学部受験を専門とする予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は、医学部受験を攻略するための指導だけを行い、例年たくさんの受験生を目標達成へと導いている予備校です。
当校にあなたの受験指導を任せていただければ、独自の教育方法を実践し、宿願成就へと全力でリードいたします。
本気で獨協医科大学医学部の合格を勝ち取りたい方には、同校の合格実績にも富んだ、京都医塾オンライン校こそがうってつけです。
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