国際医療福祉大学医学部は、名前が示すとおり、国内でもとりわけ国際色の豊かな医学部の一つです。
そんな国際医療福祉大学の教育方針は、とてもオリジナリティにあふれていることが特徴で、一般英語だけでも150時間、医学英語では210時間もの膨大な時間を用いて、指導を行っています。
今回の記事では、このグローバル性に富んだ国際医療福祉大学医学部の受験情報について、深掘りしながらお届けしていきましょう。
Contents
国際医療福祉大学医学部の特色
国際医療福祉大学医学部の教育方針の柱の一つは、上述した英語教育となっておりますが、同大学医学部では、それ以外にも様々な取り組みを行っています。
たとえば実践教育の一環として行われている、最新鋭の設備を用いたシミュレーション訓練が好例と言えるでしょう。
このシミュレーション訓練は、高学年次における臨床実習のための練習など数々の指導に用いられています。
また、専任教員だけで構成されている医学教育統括センターでは、学生参加型のアクティブラーニングを実行し、カリキュラムで学んだ知識を効率的に定着させています。
国際医療福祉大学医学部の入試方法
ここからは、国際医療福祉大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。
同大学医学部では、大きく分けて4種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試日程などについて見ていきましょう。
一般選抜
まずは、一般選抜の解説をしていきます。
募集人員
国際医療福祉大学医学部の2024年度の一般選抜における募集人員は、総員106名の予定です。
同年度の医学部の募集人員の総数は140名ですから一般選抜は、その大枠を占める大所帯の募集枠となっています。
試験科目と配点
次に、国際医療福祉大学医学部の2024年度における、一般選抜の試験科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では、同試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の一般選抜・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B | 150点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 200点 | – |
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 200点 | – |
国際医療福祉大学医学部の一般選抜の一次試験では上記学力検査のほかにも小論文試験が課されます。
配点は段階評価となっており、規定の文字数は600字とのことです。
そして、上記一次試験を無事に通過した方には、二次試験の受験資格が与えられます。
この二次試験では、個人形式の面接試験が課されることとなります。
評価方法は、小論文試験と同じく段階評価にて実施されるとのことです。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の一般選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月19日から2024年1月5日 | 一次試験:2024年1月17日 二次試験:2024年1月24日から29日のうち医学部が指定する日 | 一次試験:2024年1月21日 二次試験:2024年2月3日 |
大学入学共通テスト利用選抜
続いて、大学入学共通テスト利用選抜の解説をしていきます。
募集人員
2024年度における国際医療福祉大学医学部の入試では、大学入学共通テスト利用選抜も実施される見通しです。
募集人員は15名とされており一般選抜と比較するとかなり少数ですが、こちらの募集枠では、共通テストの成績を試験の評価対象として用いることができます。
そのため、国公立大学医学部との併願受験をする際には非常に有利に働きます。
併願受験を考えている方にとっては一考の余地があると言える募集枠ですので、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
試験科目と配点
国際医療福祉大学医学部の上記年度における大学入学共通テスト利用選抜の一次試験では、上述したとおり、共通テストの成績で合否の判定が行われます。
そこでまずは、同試験の試験科目と配点を見ていきましょう。
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
国語 | 古典 | 200点 | – |
地・歴・公民 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理、政治・経済の中から1科目を選択 | 100点 | – |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B | 200点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 200点 | – |
外国語 | 英語 | 200点 | – |
国際医療福祉大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜の試験科目と配点は、上記表のとおりです。
そして同試験を突破した方は、晴れて二次試験へ進むことができます。
二次試験では、配点100点の学力検査(英語)が実施されるほか、小論文試験と個人形式の面接試験が2回実施される予定です。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月19日から2024年1月11日 | 共通テスト:2024年1月13日・14日 学力検査・小論文・面接試験:2024年2月16日、同月20日 | 共通テスト:2024年2月13日 学力検査・小論文・面接試験:2024年2月26日 |
留学生特別選抜
次に、留学生特別選抜の解説をしていきます。
募集人員
国際医療福祉大学医学部の2024年度入試における留学生特別選抜の募集人員は、20名の予定です。
上位成績者には給付型の奨学金が支給されますので、受験希望の方はよりよい成果が残せるようチャレンジしてみてください。
試験科目と配点
2024年度入試における、国際医療福祉大学医学部の留学生特別選抜の試験科目と配点についても見ていきましょう。
まずは一次試験の詳細について、下記表にまとめました。
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の留学生特別選抜・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学 | 200点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 200点 | – |
外国語 | 英語 | 200点 | – |
上記年度における、国際医療福祉大学医学部の留学生特別選抜の一次試験の試験科目と配点は、こちらの表のとおりです。
一見すると一般選抜と同じようにも思えますが、数学の配点が200点となっていることに注意してください。
また、段階評価で実施される小論文試験も課されますので、文章力についても磨いておきましょう。
そして一次試験をクリアした方は、二次試験を受ける権利が与えられます。
二次試験では、ほかの試験と同様に個人面接が行われます。
試験回数は2回で、時間は1回あたり30分程度の予定です。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
なお、留学生特別選抜は全部で2回実施されますので、ここでは表を二つに分けて掲載しています。
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の留学生特別選抜第1回の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年8月15日から同年8月24日 | 一次試験:2023年9月5日 二次試験:2023年9月16日 | 一次試験:2023年9月11日 二次試験:2023年9月29日 |
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の留学生特別選抜第2回の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月9日 | 一次試験:2023年11月25日 二次試験:2023年12月9日 | 一次試験:2023年12月4日 二次試験:2023年12月15日 |
帰国生および外国人学校卒業生特別選抜
続いて、帰国生および外国人学校卒業生特別選抜の解説をしていきます。
募集人員
国際医療福祉大学医学部の2024年度入試における、帰国生及び外国人学校卒業生特別選抜の募集人員は、若干名の予定です。
試験科目と配点
2024年度入試における国際医療福祉大学医学部の、帰国生および外国人学校卒業生特別選抜の試験では、前述した留学生特別選抜と同じものが課されます。
そのため、本項での解説は割愛とさせていただきます。
入試の日程
帰国生および外国人学校卒業生特別選抜についても、二度にわたって試験が実施されます。
そのため、こちらの項でも日程表を二つに分けて掲載しました。
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の外国人学校卒業生特別選抜第1回の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年8月15日から同年8月24日 | 一次試験:2023年9月5日 二次試験:2023年9月16日 | 一次試験:2023年9月11日 二次試験:2023年9月29日 |
▼2024年度における国際医療福祉大学医学部の外国人学校卒業生特別選抜第2回の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月9日 | 一次試験:2023年11月25日 二次試験:2023年12月9日 | 一次試験:2023年12月4日 二次試験:2023年12月15日 |
国際医療福祉大学医学部の学費
国際医療福祉大学医学部の2024年度における学費は、6年間で総額18,500,000円となっており、私立大学医学部としては低い部類に該当します。
また、同大学医学部では3種類の奨学生制度も導入されていて、それぞれで学費が異なります。
詳細については下記、箇条書きのとおりです。
✓医学部特待奨学生S:全額免除
✓医学部特待奨学生A:6年間の総学費3,000,000円
✓医学部留学生特別奨学金:6年間の総学費9,250,000円
2023年度入試からの変更点
国際医療福祉大学医学部の2024年度における入試は、前年度と比較してもとくに違いはありません。
しかし、だからといって一切の油断は禁物です。
医学部の入試では少しでも努力を怠ると、たちまちライバルたちに追い抜かれてしまいます。
国際医療福祉大学医学部の入試を検討中の方は、日々の勉強をおろそかにしないよう心にとどめておいてください。
本気で国際医療福祉大学医学部合格を目指すなら京都医塾
今回は国際医療福祉大学医学部の入試情報について、深掘りして解説を行ってきました。
同大学医学部では一般選抜で幅広く学生を募集しているほか、学費も私立大学医学部としは低い方に分類されるため、たくさんの受験生にとって魅力的に映るはずです。
しかし、国際医療福祉大学医学部の合格を勝ち取るためには、偏差値65.0という高い学力が要求されます。
そのため受験生の方々の中には予備校からの指導も受けて、より万全の状態で入試に挑みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾オンライン校」です。
京都医塾オンライン校は厳選採用した講師陣の指導力を武器に、これまでにも数多くの受験生の方々を、医学部へと羽ばたかせてきた名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾オンライン校の指導内容などについて紹介していきましょう。
厳しい採用基準をくぐり抜けた講師陣による指導
あらためてお伝えするまでもありませんが、医学部に合格するためには非常に高い学力を必要とします。
したがって、予備校の学習においても高品質なものを、長期にわたって受講し続けなければなりません。
そんな長期間の学習における要となるのが、講師陣の指導力です。
どんなに丁寧なカリキュラムがあったとしても、どんなに優秀な学習設備があったとしても、受験指導のキーマンとなる講師の質が悪くては、元も子もありません。
そこで、京都医塾オンライン校では腕のよい講師だけを採用するために、非常に厳しい採用基準を設けて選抜しています。
また、一度採用した講師についても定期的に試験を課して、十分な指導力を備えているかチェックも行っています。
このように京都医塾オンライン校では、講師の質を担保するための様々な取り組みを行っていますので、受験生の方々へ最高品質の学びを提供することが可能です。
国際医療福祉大学医学部にも合格者の輩出実績あり!
医学部を目指すにあたって受験生の方々には、それぞれ進みたい大学が胸の内にあるはずです。
そして、予備校を選ぶ際には、その意中の医学部への合格実績について重きを置いて調べるのではないでしょうか。
たとえば、本記事で取り上げた国際医療福祉大学医学部への進学希望の方は、同大学医学部への合格実績を必ずチェックするはずです。
そんな国際医療福祉大学医学部への合格実績ですが、当校では堅調な成果を残しています。
もちろん国際医療福祉大学医学部だけでなく、他校への合格実績にも非常に優れており、2023年度の成績を一例として振り返りますと一次試験の合格率が70%、二次試験の合格率が60%と、とても高度な数字を打ち立てています。
現在、予備校選びでお悩み中の方は、国際医療福祉大学医学部はもとより様々な医学部にもしっかり対応できる、京都医塾オンライン校がおすすめです。
まずは無料の体験授業からご参加ください
オンライン学習の未経験者の方にとっては、ネットを通じた学習が本当にためになるのかということについて、一抹の不安を感じることもあるかも知れません。
対面式の授業とオンラインの授業とでは勝手が違いますから、上記のように感じても不思議ではないでしょう。
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当校が誇るオンライン学習の真髄に触れていただけるよい機会となるはずですので、奮ってご参加いただけますと幸いです。
まとめ
グローバル人材の輩出にとりわけ注力している、国際医療福祉大学医学部。
同大学医学部では英語教育を重点的に行いながらも、高度なシミュレーション教育を実践して、優秀な学生の育成に余念なく取り組んでいます。
そんな国際医療福祉大学医学部には国際的な医師像に憧れる受験生たちが、例年入試にトライしています。
しかし、国際医療福祉大学医学部の偏差値は65.0となっており、一般的な学部とは比較にならないほどの高水準です。
そのため受験生の方々の中には、予備校からの指導も受けて、より万全の状態で入試に挑みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は厳選採用した講師陣の指導力を武器に、これまでにも数多くの受験生の方々を、医学部へと羽ばたかせてきた名門の予備校です。
当校で学んでいただければ、オンライン環境の強みをいかんなく発揮した受験教育で、あなたの夢の実現のために、誠心誠意尽くさせていただきます。
本気で国際医療福祉大学医学部合格を目指す方には、同大学医学部の合格実績を有する、京都医塾オンライン校こそがうってつけです。
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