川崎医科大学医学部は1970年の開学以来、これまでに5,000名以上もの医療人を世に送り出してきた名門の医学部です。
同大学医学部では、医療の原点は患者のためにこそあるという理想を追求した教育を、学生たちに施し続けています。
そして、そんな川崎医科大学医学部には、上述した理想に強い共感を示す受験生たちが毎年入試に訪れています。
そこで今回の記事では、川崎医科大学医学部を志望する受験生の方々へ向けて、同大学医学部の入試情報を濃縮してお届けしましょう。
川崎医科大学医学部の特色
最初に、川崎医科大学医学部の特色について見ていきます。
同大学医学部の特色の中でも際立ったものとしてあげられるのが、知識とスキルを同時に錬磨できる「臨床教育研修センター」です。
こちらの研修センターは病室やICU、さらにはスタッフステーションまでもが再現された施設で、患者シミュレーターによる学習やフィジカルアセスメントなどの学習をすることができます。
また、救急医療の現場における院内対応や家族への状況説明など、医療の現場ではいつでも起こり得る事態への対応力を身につけることも可能です。
川崎医科大学医学部の入試方法
ここからは、川崎医科大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。
同大学医学部では、大きく分けて3種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。
一般選抜・地域枠
まずは、一般選抜・地域枠の解説をしていきます。
募集人員
川崎医科大学医学部の2024年度の一般選抜・地域枠における募集人員は、総員およそ71名(地域枠の26名含む)の予定です。
同年度の医学部の募集人員の総数は126名ですから、一般選抜・地域枠は、全体の半数以上を占める最大規模の募集枠となっています。
試験科目と配点
次に、川崎医科大学医学部の2024年度における、一般選抜・地域枠の試験科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では、同試験の一次試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。
▼2024年度における川崎医科大学医学部の一般選抜・地域枠・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、 | 100点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 150点 | – |
外国語 | 英語 | 100点 | – |
川崎医科大学医学部の2024年度における、一般選抜・地域枠の一次試験の試験科目と配点は、上記表のとおりです。
ほかの医学部と比べると、相対的に理科の配点がやや低いことが特徴的と言えるでしょう。
さらに、一次試験ではこのほかにも配点なしの小論文試験も課されますので、早い段階から文章作成能力を磨いておく必要もあります。
そして、上記一次試験を突破した方には、二次試験の受験資格が付与されます。
二次試験では面接試験が課されますが、一般選抜では100点の配点に加えて、段階評価の両方で合否が判定される予定です。
ただし地域枠を希望する受験者には、同じ面接試験でも150点の配点となっていますので注意してください。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
▼2024年度における川崎医科大学医学部の一般選抜・地域枠の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月1日から2024年1月10日 | 一次試験:2024年1月21日 二次試験:2024年1月29日、30日のいずれか | 一次試験:2024年1月23日 二次試験:2024年2月1日 |
学校推薦型選抜
続いて、学校推薦型選抜の解説をしていきます。
募集人員
2024年度における川崎医科大学医学部の入試では、学校推薦型選抜も実施される見通しです。
募集人員は約30名となっており、一般選抜に次ぐ人数となっています。
ただし、専願のみの受付けとなっていますので、この点については留意してください。
試験科目と配点
川崎医科大学医学部の上記年度における学校推薦型選抜の試験では、適性試験と小論文試験、加えて面接試験などの成績で合否の判定が行われます。
配点はとくに明かされておりませんが、「多面的・総合的な評価」のもとで合格者を選抜するとのことです。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における川崎医科大学医学部の学校推薦型選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月4日から同年12月9日 | 2023年12月15日 | 未発表 |
総合型選抜
次に、総合型選抜の解説をしていきます。
募集人員
川崎医科大学医学部の2024年度入試における、総合型選抜の募集人員は、約25名の予定です。
試験科目と配点
上記年度における、川崎医科大学医学部の総合型選抜の一次試験では、下記表のとおりのテストが課されます。
▼2024年度における川崎医科大学医学部の総合型選抜の一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
総合適性試験 | 英語、数学、理科(物理・化学・生物の中から2科目を選択)、国語・一般教養 | – | 国語の試験には、時事問題も含まれる |
小論文 | – | – | – |
表中の総合適性試験には時事問題も含む設問も課されますので、幅広い学習が要されるでしょう。
また二次試験では、面接試験が課されます。
面接試験についての詳しい情報は明らかにされていませんので、どのような形式にも対応できるだけの能力が求められます。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきましょう
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における川崎医科大学医学部の総合型選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月7日 | 一次試験:2023年11月11日 二次試験:2023年11月18日 | 一次試験:2023年11月14日 二次試験:2023年11月21日 |
川崎医科大学医学部の学費
川崎医科大学医学部の2024年度における学費は、6年間総計で45,500,000円となっています。
学費の詳しい内訳については、下記表をご覧ください。
項目 | 初年度 | 次年度以降(毎年) |
入学金 | 2,000,000円 | – |
授業料(年額) | 2,000,000円 | 2,000,000円 |
教育充実費(年額) | 6,500,000円 | 5,000,000円 |
合計(年度ごと) | 10,500,000円 | 7,000,000円 |
2023年度入試からの変更点
川崎医科大学医学部の2024年度における入試は、前年度と比べても変化はとくに見られません。
日常的に学業に励んで、少しでも合格に近づけるように努力しましょう。
本気で川崎医科大学医学部合格を目指すなら京都医塾
ここまでは、川崎医科大学医学部の入試にまつわる情報を包括的に解説してきました。
この川崎医科大学医学部は私立大学医学部の中では比較的、要求偏差値が低い部類に入りますが、そうは言っても医学部である以上、最難関学部であることには変わりありません。
したがって、周到な学習計画を立てて、膨大な学習量をこなさなければ合格することはできないでしょう。
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京都医塾オンライン校は、ネットの強みを活用した教育を用いて、例年高い合格実績を打ち出している医学部受験の特化型の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾オンライン校が実践している、指導方法などについて紹介していきましょう。
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数学が得意な方もいれば、英語が得意という方もおられるはずですし、数学も英語も苦手だけど理科だけは大得意という方もいるはずです。
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川崎医科大学医学部へも多数の合格実績!
合格実績は、予備校の実力をあらわす客観的な指標の一つです。
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さて、そんな合格実績ですが、京都医塾では川崎医科大学医学部へ多数の合格者を輩出中です。
たとえば、2023年度には8名、2022年度には17名、2021年度には12名もの受験生を同大学医学部へ送り出しています。
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まとめ
今回の記事では、川崎医科大学医学部の入試情報を包括的にまとめてお届けしてきました。
そんな川崎医科大学医学部は、国内の私立大学医学部の中では比較的低い偏差値でも入試を突破できる医学部とされています。
しかしながら、難関たる医学部の入試である以上は厳しい試験を乗り越えなければ、明るい未来は訪れないと断言することができます。
そのため、受験生の方々の中には優秀な予備校に通い、少しでも学力を高めたいと願っている方も多いのではないでしょうか。
そういった方の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は、ネットの強みを活用した教育を用いて、例年高い合格実績を打ち出している医学部受験の特化型の予備校です。
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