公式コラム

医学部受験の一日のスケジュールはどう組めばいい?現役生と高卒生ごとに解説

医学部受験の一日のスケジュールはどう組めばいい?現役生と高卒生ごとに解説

難攻不落とも言える難易度の医学部受験。

この医学部受験を無事にクリアし、晴れて合格の称号を手にするためには、学習のスケジュール管理が必要不可欠です。

不適切な学習スケジュールを立ててしまっては、行き当たりばったりの勉強になってしまい、落第の危険性が高まってしまいます。

そこで今回の記事では、医学部の受験生の方々へ向けて一日あたりの学習スケジュールの立て方や、年間を通じての学習スケジュールの立て方などを解説していきましょう。

【現役生向け】医学部受験の一日のスケジュールの立て方

最初に解説するのは、現役生の方へ向けた学習スケジュールの立て方です。

高卒生の方のスケジュールの立て方については後述しますので、浪人生の方や社会人の受験生の方は、そちらの方を参考にしてください。

学校生活と受験勉強を両立させたスケジュールを組む

現役生の方が受験勉強のスケジュールを立てるにあたって、第一に意識していただきたいのが、学校生活と両立できる計画を組むということです。

医学部は非常に高度な学習が必要とされますから、ときとして学校生活よりも、受験勉強の方が優先度が高くなってしまうこともあり得ます。

しかし、受験勉強だけを優先していては、学校生活における評価が下がってしまいますし、そうなってしまっては面接試験のときに不利な状況に立たされることも想定されます。

現役生の方の中には、「試験でよい点を取っていれば、面接試験が多少上手くいかなくても大丈夫」、と思っている方もいるかも知れません。

ただ、多くの医学部では、どんなに学業成績が優秀な方でも、面接試験において一定の評価が得られない方は不合格としています。

このことから、現役生の方にとって学校生活と受験勉強を両立させたスケジュールは、非常に重要なものといえるのです。

では、いったいどのような学習スケジュールが適切と言えるのでしょうか。

ここでは、一日あたりの学習スケジュールの例をひきあいに出して解説します。

まずは、平日のスケジュール例を出しますが、多くの受験生の方が帰宅するのは夕方以降のはずです。

仮に17時頃に帰宅したとすれば、下記のような学習スケジュールが好例とされます。

✓17時から19時:過去問等の演習

✓19時から20時:食事及び入浴

✓20時から24時:過去問演習や暗記科目の演習

✓24時以降:就寝

ここでポイントとなるのが、24時以降の時間帯は基本的に就寝時間に充てるということです。

睡眠中は脳内で記憶の整理と定着のための作業が行われるため、十分な睡眠時間を確保しておかないと、せっかくの受験勉強が無駄になってしまいます。

また、睡眠が不足した状態で学校生活を送ってしまっては、授業にも集中できませんから、受験勉強との両立も困難となるでしょう。

次に、休日における一日の学習スケジュール例を見ていきましょう。

✓9時から12時:苦手分野の学習

✓12時から13時:食事及び小休止

✓13時から19時:過去問演習や暗記科目の演習

✓19時から20時:食事及び入浴

✓17時から19時:過去問等の演習

✓20時から24時:一週間のまとめ及び翌日以降の予習

✓24時以降:就寝

ここでもポイントなるのは、やはり睡眠です。

起床時間は記載していませんが、平日のときと同じ時間に合わせてください。

睡眠時間が不規則になると、脳がいつもどおりのパフォーマンスを発揮してくれません。

また、休日は朝の時間帯に比較的、余裕があると思われますので、一日の最初にウォーキングを取り入れてみるのもよいでしょう。

朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、良質な睡眠を確保することにつながります。

現役生の方における、一日あたりの学習スケジュールの好例は以上のとおりです。

一日のスケジュール立てで悩んでいる方は、こちらの例を自分なりにアレンジして上手に取り入れてみてください。

推薦入試を考えている人はよりシビアなスケジュール立てを意識

推薦入試を考えている現役生の方は、よりシビアな学習スケジュールを立てる必要があるでしょう。

なぜなら、医学部における学校推薦型選抜では、課外活動の実績も評価対象になるケースが多いからです。

もちろん、医学部が課外活動にどれだけ着眼するかは、大学ごとに程度が異なりますが、人物評価の基準として重要視されていることには間違いありません。

そのため、推薦入試での医学部受験を検討中の方は、低学年のうちから課外活動に熱心に励んでおく必要があります。

さらに言うと、面接対策も早期段階から始めておくことも大切です。

一般的に推薦入試は年をまたがず実施されるため、時間的な猶予がありません。

したがって、推薦入試を考えている受験生の方々にあっては、よりシビアな学習スケジュールが要されるというわけです。

上記参考例をベースとしつつ年単位、さらには一日あたりの学習スケジュールを計画してください。

オンライン予備校こそ現役生の救世主となる

現役の受験生にとって、受験勉強と学校生活の両立は大切な課題であることは、前述のとおりです。

また、推薦入試で合格を狙いたいという方は、さらにシビアな学習スケジュールを立てる必要があります。

そのための一助として、上では一日あたりのスケジュールの好例を取り上げたわけですが、受験生の方々の中には、どうしても自分だけの力だけは計画が立てられないといった方もいるはずです。

そういった方には、オンライン予備校を利用することを強くおすすめします。

オンライン予備校は、その名のとおりオンライン上で授業を行う形式の予備校ですが、ベテランの講師が個々人に見合った学習スケジュールを立ててくれるため、適度なペースで適切な量の学習を進めていけます。

年単位、一日単位のスケジュールを細かくアドバイスしてくれますので、利用してみる価値は十分にあるでしょう。

【高卒生向け】医学部受験の一日のスケジュールの立て方

続いて、高卒生に向けた学習スケジュールの立て方について解説していきましょう。

長期的な視野に立ち一日のスケジュールを組み立てる

高卒生の受験生の方々にまず伝えておきたいのが、スケジュールを立てる際はできるだけ長期的な視野に立って、一日あたりの計画を立ててほしいということです。

高卒生の方は、年齢的な意味で危機感を感じている方もいるはずですが、医学部の合格者に占める高卒生の割合は決して少ないものではありません。

そのため、他人と比べてことさら焦る必要はなく、長期的な視点で計画を立てても問題ないと言えます。

あくまで自分軸で未来を考え、長いスパンで計画を立てることが重要です。

そんな高卒生の方々向けの学習スケジュールですが、ここでも上と同じように一日あたりの例をひきあいに出して紹介しましょう。

✓9時から12時:苦手分野の学習

✓12時から13時:食事及び小休止

✓13時から19時:過去問演習や暗記科目の演習

✓19時から20時:食事及び入浴

✓17時から19時:過去問等の演習

✓20時から24時:翌日以降の予習

✓24時以降:就寝

高卒生の方々の一日あたりの学習スケジュールは、現役生における休日の例を毎日こなしていくことになります。

そのため、夜間における「一週間のまとめ」という項目は除外してあります。

もちろん、日曜日の夜間学習の際に、一週間のまとめを取り入れることは大いに結構です。

まとめ学習を行うことで、一日ごとの積み重ねが実感できるでしょうし、成長を感じられればモチベーションのアップにもつながるはずです。

また、あらためて言うまでもありませんが、高卒生の方々も睡眠時間は十分に確保するようにしてください。

受験に失敗してしまった原因を探る

こちらの項目は、高卒生の方の中でも浪人生の方を対象としたものです。

浪人生の場合、学習スケジュールを組む前段階として、受験に失敗してしまった原因を特定しなければなりません。

人間である以上、誰しも失敗はおかしてしまいますが、その経験に学ぶことで未来をよりよいものに変化させることができます。

したがって、浪人生の方が年間、もしくは一日あたりの学習スケジュールを立てる場合は、まずはご自身のミスの振り返り作業から入りましょう。

受験で失敗した原因が洗い出せれば、以前よりも高度な学習スケジュールの作成ができるはずです。

面接対策のためのスケジュールは早期から盛り込む

高卒生の方々の医学部受験で鬼門となるのが、面接試験です。

浪人生の方であれば再受験の理由を聞かれるケースが多く見られますし、社会人の方であれば、なぜ会社を辞めてまで医学部を志望するのかといった点や、社会生活で身につけたスキルなどについての質問がなされます。

このような質問は、まさに高卒生に特有のものでありますが、説得力のある答えを用意しておかないと、面接試験における評価に響いてしまいます。

そのため受験の日時が近づいてきたら、できるだけ早い段階で対策を進めておくことが大切です。

一日あたりのスケジュールの好例は上述のとおりですが、この例にご自身なりに手を加えて、トレーニングを積み重ねてください。

オンライン予備校で適切なスケジュールを確保

ここまでは散々、学習スケジュールを立てることの重要性について述べてきました。

現役生の方々と同じく、高卒生の方にあっても適切な学習計画は必要不可欠です。

しかしながら、やはり個人レベルでは自分に見合ったスケジュールを立てられないという方も、一定数いるのではないでしょうか。

そんな方にとって、ここでも味方となるのがオンライン予備校です。

オンライン予備校では、上でもお伝えしたとおり、ベテランの講師がスケジュールを組んでくれるほか、受験生それぞれの環境に適した学習計画を提案してくれます。

たとえば、浪人生の方であれば、たっぷりある時間を最大限に活用したスケジュールを立ててくれますし、忙しい社会人の方には、無理のないペースでのスケジュールを立ててくれます。

合格の可能性が大きくアップするサービスですので、少しでも興味のある方は利用してみてください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部受験における学習計画の重要性は、繰り返し述べてきたとおりです。

「ローマは一日にして成らず」という格言がありますが、医学部受験も一日、一日の学習スケジュールをおろそかにしていては、合格は遠のくばかりです。

このことから受験生の方々の中には、上でも紹介したオンライン予備校を利用して、適切な学習スケジュールのもとで勉強に励みたいと感じている方も、多いのではないでしょうか。

そういった方々におすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾オンライン校」です。

京都医塾オンライン校は、医学部受験に特化したスケジュール立てを行い、例年多くの受験生を医学部へと羽ばたかせている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾オンライン校の魅力について紹介していきましょう。

受験生ごとに適切なスケジュールを提案

繰り返し述べてきたとおり、医学部の受験生にとって適切なスケジュール立てを行うことは、合格のための生命線になります。

そんなスケジュール立てですが、京都医塾では一人ひとりの受験生へ専用のスケジュールを提案して指導にあたっています。

たとえば、現役生の方であれば、部活動や課外活動などへ極力配慮したスケジュールを作成。

平日は夜間の授業を行い、休日では一日を通してより充実した指導をさせていただきます。

社会人の方の授業にあっても同様で、受験生の方と同じような日程を組みつつ、個々人に見合ったスケジュールで学習のサポートをいたしますので、仕事が忙しい方でも心配いりません。

また、浪人生の方向けのサポートでは、長時間の学習を毎日行うスケジュールを提案し、志望校合格のために必要なすべての素養を身につけていただきます。

高効率な学習を実現する15分刻みの学習スケジュール

スケジュールどおりに受験勉強を進めていくためには、遅れを生じさせないための高効率な学習が欠かせません。

そこで京都医塾では15分刻みのスケジュール管理を指針とし、自習を行うようにアドバイスしています。

この管理方法では、90分間の学習時間を15分ごとの6つにわけて、すべての教科の勉強を進めていきます。

あえて、上記のようなスケジュールを組むことでバランスのよい学習へとつながり、結果として高効率な学びが実現するというわけです。

また、このスケジュール管理は週に1度のカウンセリングで講師が確認し、学習すべき内容を随時、更新していきますので、常に的確なインプットとアウトプットを繰り返すことができます。

24時間以内に回答が届く便利な質問システム

医学部の受験勉強をしていく中でやってはいけないことの一つが、わからない問題をそのまま放置してしまうことです。

「後で解決すれば大丈夫」という甘い考えでは、ライバルたちにどんどん実力差を付けられてしまい、落第の危機に瀕してしまうでしょう。

そこで京都医塾オンライン校では、24時間以内に回答が届く質問システムを導入しています。

この質問システムの利用方法はとても簡単で、疑問点をノート用の端末に書き込み送信するだけです。

送信すると直ちに質問内容が講師のもとに届き、回答が24時間以内に寄せられます。

そのため、わからない問題を放置してしまうこともなく、順調に実力を伸ばしていくことができます。

まとめ

医学部受験では自分に見合った学習計画を年単位、もしくは一日単位で組み立てて、スケジュールどおりに勉強していかなければなりません。

しかし受験生の方々の中には、ご自身の力だけでは、どうしても思うように学習スケジュールが立てられないといった方もいるのではないでしょうか。

そういった方々におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。

京都医塾オンライン校は、医学部受験に特化したスケジュール立てを行い、例年多くの受験生を医学部へと羽ばたかせている予備校です。

私たちにあなたの受験のリード役を任せていただければ、最適な学習スケジュールをプランニングし、最短距離で合格へと導いてみせましょう。

本気で医学部合格を目指している方には、京都医塾オンライン校こそがうってつけです。

資料請求やお電話でのご相談は年中無休で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

新着記事

カテゴリー