医学部の受験生の方の中には、独学を貫いて合格を狙うといった方も少なくありません。
そんな独学での医学部合格ですが、具体的には、どのようなスケジュールを組むのがよいのでしょうか。
今回の記事では、独学で医学部受験に立ち向かうすべての受験生へ向けて、スケジュール例や、独学にまつわるメリットとデメリットについてまとめました。
【現役生・浪人生共通】医学部受験の独学スケジュール
さっそく、本題である独学で医学部受験に臨む際のスケジュール例を見ていきましょう。
ここでは、現役生と浪人生、区別なく参考にしていただけるように、両者に適した例を掲載していきます。
まずは志望先の医学部の選定!すべてはここから始まる
独学の受験生の方が最初に行う必要があるのが、志望先を選定することです。
なぜなら、受験勉強を高効率で進行させていくためには、第一歩を踏み出すためのゴールの設定が重要だからです。
そのため、まずはゴールを定めて、そのゴールに到達するにはどういった方法やスケジュール管理がベストなのか、模索していきましょう。
試行錯誤して考えているうちに自分に見合った、最適の方法やスケジュールが思いつくはずです。
このように自分の頭で考え、自分自身の力で実行に移そうとすることで、責任感ややる気が自然とわき出てきます。
こういった気持ちがあふれ出てくるようになるのは、独学ならではの大きなメリットです。
ただ、デメリットとしてあげられるのが、自分の実力に見合わない格上の医学部を選んでしまうことがあるということです。
志望先を選ぶ際は、その医学部の偏差値や出題傾向までしっかり確認して、自分の実力でも入学できそうか、きちんと確認してから選出してください。
春から夏にかけては絶対基礎力を身につけよう
志望校の選出が終わったら、本格的な受験勉強の開始に移りましょう。
自分に合った学習方法やスケジュールについては、すでに概要が出来上がっている段階のはずですので、後は実行あるのみです。
ただし、ここでポイントなるのが基礎だけは絶対におろそかにしてはいけないということです。
医学部の受験では、一に基礎二に基礎、三四がなくて五に基礎と言われるほど、絶対基礎力が重要視されています。
そのため、春から夏頃にはかけては、基礎を磨くことに徹底集中して、後に学ぶ応用問題への理解がスムーズになるように意識を向けましょう。
このように最初の段階で、絶対基礎力を身につける方向で学習を進めるのは、医学部受験においては定石となっていますので、独学で挑む人がこういったポイントを押さえておくことは、このうえないメリットになり得ます。
また話は変わりますが、独学の特徴として、全体を通じてマイペースで学習を実践できるため、余計なストレスをため込まずにすむというメリットがあります。
ただ、その反面、デメリットとなるのが、マイペースゆえに学習計画に遅れが生じてしまう可能性があることです。
スケジュールに遅れが出た場合は修正作業をしなければいけませんから、時間のロスにつながってしまうでしょう。
一般入試以外も受けるのなら早い時期からの備えが必要
さて、一般入試以外の選抜方法、すなわち学校推薦型選抜や学士編入試験などを受ける人は、共通テストよりも早い時期に試験を受けることになります。
そのため、上述した春から夏にかけてのスケジュールのほかにも、学校推薦型選抜を勝ち取るための活動や、学士編入試験の過去問対策なども別途、早い段階から行っておく必要があります。
秋口からは応用問題へも積極的にチャレンジ
秋口に入るころには、絶対基礎力がきちんと身についているはずです。
そこで、秋からのスケジュールでは、応用問題に積極的にチャレンジして、さらなる実力向上を目指しましょう。
この応用問題は、志望先の医学部に合わせて過去問集を購入するなどして、取り組むことをおすすめします。
なお、私立大学医学部の場合は、出題傾向が医学部によって大きく異なりますので、併願受験を視野に入れている人は、複数の過去問集を駆使するためのスケジュール立ても行ってください。
ちなみに、一部の医学部では過去問を公開しているところもありますので、そちらを利用するという手もあります。
たとえば、2024年8月時点における聖マリアンナ医科大学のホームページでは、すでに昨年度の過去問が掲載されています。
小論文の内容まで掲載されていますので、学力検査以外の演習にも使えるでしょう。
このように秋口に入るころから応用問題へ移行したり、志望先の過去問集に取り組むことで、たとえ独学であっても、本格的な受験シーズンへの十分な備えをすることが可能です。
加えて、上記のように無料で過去問を公開している医学部もあるため、独学であれば金銭的な負担を気にせず勉強に打ち込めます。
ただ、問題が徐々に、そして確実にハイレベルなものに変化していくことから、独学では理解が追いつかず、スケジュールが破綻に追い込まれてしまう可能性も秘めています。
直前期はこれまでの総まとめ!復習に徹しよう
12月以降の直前期は、言うまでもなく受験勉強の総まとめのシーズンです。
この時期の学習では、新しい問題集に手を出すよりも、今まで解いてきた問題のおさらいをすることを優先させましょう。
また、この段階では、「できること」を増やすよりも、むしろ「できないこと」を潰す方針で学習を進めるのが望ましいと言えます。
なぜなら、医学部の問題はハイレベルものばかりですから、直前期になってから「できること」を増やそうとしても、学習時間がいくらあっても足りないからです。
それよりも、残された時間を有効利用して「できないこと」、言い換えれば、少しの努力でも加点に結びつきそうなことを理解し、不明点をどんどん潰していく方が効果的です。
こういった作業をスケジュールに組み入れることで、独学の人でも確実な得点源を増やせるほか、自信のアップにもつながります。
また、独学では冬のシーズンでも人との接触を控えることができますので、感染症のリスクを最小限に抑えられます。
健康な状態で試験に臨めるのは、自分の実力を発揮しきるための重要な要素ですから、感染症のリスクを封じ込められることは多大なるメリットです。
しかし、独学でのデメリットとしてあげられるのは、時間が残り少ない中で、講師のようなペースメーカーとなってくれる存在がいないことです。
「独学」ですから当たり前の話しなのですが、受験当日までの期間を、より有意義な学習時間に変えてくれる人がいないことは、ほかの受験生に対する大きなハンデにもなり得ます。
オンライン予備校なら独学でのデメリットもしっかり解決
ここまでは、独学で医学部受験に挑む場合の、スケジュールについて見てきました。
独学で挑む場合でも、十分に対抗し得るスケジュールですから、しっかり実践していくことで、医学部合格も見えてくるはずです。
しかし、独学の場合、上述したように多くのデメリットをはらんでいることもまた事実です。
これらのデメリットを上手に処理しつつ、受験勉強を進めることは肉体的にも、精神的にも大きな負担となる可能性があります。
そこで、おすすめしたいのがネットを利用した受験勉強で話題の、オンライン予備校です。
オンライン予備校は、その名のとおり、オンライン上での授業を通じて学習を進めていくタイプの予備校を指しますが、独学で生じる様々なデメリットの解消に役立つとあって、大変な人気を誇っています。
ここでは、オンライン予備校が独学での医学部受験と、どのように相性がよいか具体的に説明していきましょう。
通学時間ゼロ!貴重な時間をより有効に利用可能
医学部を受験するにあたって、独学で臨むことのメリットには、予備校などへの通学時間を必要としないといったことがあげられます。
現在、独学で学習中の方としても、こういったメリットを失いたくないと感じるからこそ、今のスタイルを貫いているのではないでしょうか。
ここでオンライン予備校の特性が生きてくるわけですが、オンライン予備校は、先述のとおり、ネットを介した授業となります。
そのため、通学のための時間はゼロですみますし、必然的に貴重な時間を失わずにもすみます。
独学のときと同じく、時間を無駄にするということが一切ありませんので、今までと変わらない環境で勉強に臨むことが可能です。
以上のことから、時間に敏感な独学の受験生にとっては、オンライン予備校がピッタリの選択肢と言えるでしょう。
地方在住でも一流講師の指導が受けられる
オンライン予備校は、授業の場所を選びません。
都市部であっても地方であっても、関係なく同じ品質の授業が受けられます。
また、医学部に特化した予備校を選べば、受験のエキスパートたる講師しか在籍していませんので、より一層ハイレベルな授業を受けることができます。
これは、独学では得られない大きなメリットと言えるでしょう。
また、本記事ではスケジュール立ての重要性についても触れていますが、このスケジュール立てが苦手な人であっても、良質なアドバイスのもと適切な計画を組むことができます。
周囲に人がいないため独学感覚での勉強が可能
オンライン予備校の授業は、マンツーマン形式で行われるのが一般的です。
加えて、スマホやタブレットなどの電子端末を介した授業となりますので、周囲に人の気配がない状態で勉強を進めることができます。
したがって、いつもと同じ独学感覚での受験勉強となり、集中力が乱れたり、余計な緊張を味わったりするといったこともありません。
実際の予備校に通うよりもリーズナブルな授業料
独学での医学部受験を考えている人の中には、予備校の費用が気にかかっている人も多いのではないでしょうか。
たしかに、予備校に通うとなるとまとまったお金を要しますから、気にかけてしまっても仕方ありません。
しかし、多くのオンライン予備校では、実際の予備校に通うよりも低額で授業を受けることができます。
もちろん、オンライン予備校には様々ありますから、金額もそれぞれ違いが見られますが、全体の傾向として、実際の予備校よりも低額ですむことには間違いありません。
費用面を気にして独学での受験活動をしている方は、この機会にオンライン予備校を検討してみてはいかがでしょうか。
オンライン学習なら感染症対策にも効果を発揮
上でも紹介しましたが、独学での医学部受験のメリットとして、感染症対策につながるといったものがあります。
予備校や塾へ通うとなると、人と接する機会が増えますから感染症のリスクがありますが、独学の場合は、この限りではありません。
このようなメリットを維持したまま本格的な授業を受けられることも、オンライン予備校のもつメリットの一つです。
コロナなどの感染症にかかってしまうと、学習スケジュールに穴が空いてしまい、勉強に遅れが出てしまいますが、オンライン予備校であれば対面することはありませんので、そのようなリスクは未然に防げます。
そのため、スケジュールどおりに学習を進めることができ、ひいては医学部の合格可能性を高めることに結びつけられます。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
独学で医学部受験に挑むにあたっては、自分のペースで学習を進められることや、ネット上の過去問集を利用すれば無料で演習ができるといったメリットがあります。
しかし、デメリットも大きく、たとえばスケジュール立てが難しいことや、学習に遅れが生じた場合にカバーしてくれる存在がいないことなどがあげられます。
このような、デメリットを克服するために有効なのが、オンライン予備校を利用することです。
オンライン予備校が持つ様々なメリットを活用することで、独学感覚を保ったまま、順調に医学部受験のための学習を進めていくことができます。
そのため、現在、独学で受験活動を行っている人の中にも、よりよい学習環境を求めてオンライン予備校を取り入れてみようと、検討中の人もいるのではないでしょうか。
そういった人にぜひおすすめしたいのが、医学部専門予備校の「京都医塾オンライン校」です。
京都医塾オンライン校は、本格的なオンライン授業と利便性に優れた自習室などを強みに、多くの受験生から人気を博している、医学部受験に特化した予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾オンライン校の授業内容などについて紹介していきましょう。
2台のタブレットを駆使した本格授業
京都医塾オンライン校の最大の魅力は、自宅にいながらにして、まるで実際の授業を受けているかのような本格的な学習体験ができる点にあります。
その学習体験の大きな秘訣となっているのが、2台のタブレットを駆使した授業形態です。
この2台のタブレットのうち、1台目には講師の姿と板書した内容が同時に映し出されます。
そのため、わかりやすく身振りや手振りを加えた講師の説明を受けることができ、授業の要点をきちんとインプットしていくことが可能です。
そして、2台目のタブレットについては、受験生のノート用として使用していただきます。
講師が板書した内容が自動的に表示されますので、受験生の方にあっては、メモを取るなどして自分だけのまとめノートとしてご活用ください。
また、このノート用タブレットには、随時、講師からもアドバイスが書き込まれますので、より完成度の高いノートとして仕上がります。
このように、当塾の授業では実際の授業と遜色のない品質を維持するために、様々な工夫を凝らしておりますので、独学のときとは別次元の学習体験が得られます。
オンライン予備校の利用を検討中の方は、本格的な授業に絶対の自信のある本校を、ぜひお選びください。
機械が苦手でも大丈夫!担当スタッフを通してきちんとサポート
受験生の方の中には、タブレット端末に触れたことがないといった方もいるはずです。
スマホは今や誰しも所有していますから操作には問題がありませんが、タブレット端末となると、すべての人が使用しているとは限りません。
そこで京都医塾オンライン校では、タブレット端末を初めて触るといった方向けに、担当のスタッフが使用方法をきちんとサポートしています。
ガイダンスを通じて、初心者の方でもわかりやすいように丁寧にご説明いたしますので、機械が苦手といった方でも何の心配もいりません。
気軽にアクセスできるオンライン自習室
オンライン予備校を利用するにあたって、授業内容と同じくらいの注目度を集めるのが、オンライン自習室の存在です。
医学部の受験勉強では反復学習が欠かせませんから、このオンライン自習室のサービスの有無は、利用者の方にとっては大きな関心事になります。
その点、当校では専用のオンライン自習室を用意しておりますので、懸念する必要は一切ございません。
京都医塾のオンライン自習室では、カメラなし、音声なしの静かな環境をご提供していますから、これまで独学中心で勉強なさってきた方とも好相性のはずです。
お気軽にアクセスして、思う存分に受験勉強に生かしてください。
まとめ
独学で医学部受験に向き合っていく際のメリットには、マイペースで学習を進められることや、ネット上の過去問集を利用すれば無料で演習ができるといったものがあります。
また、一人で学習ができることから、感染症のリスクを抑えられることも見逃せないメリットの一つです。
しかし、デメリットも大きく、たとえばスケジュール立てで間違ってしまうというリスクがあったり、万が一、遅れが生じた場合にカバーしてくれる存在がいないことなどがあげられます。
このようなデメリットを克服するために有効なのが、オンライン予備校を利用することです。
オンライン予備校が持つ様々なメリットを利用することで、独学感覚を保ったまま、順調に医学部合格のための学習を進めていくことができます。
そのため、現在、独学で受験活動を行っている人の中にも、より充実した学習環境を求めてオンライン予備校を取り入れてみようと、検討中の人もいるのではないでしょうか。
そういった人にぜひおすすめしたいのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は、本格的なオンライン授業と利便性に優れた自習室などを強みに、多くの受験生から人気を博している、医学部受験に特化した予備校です。
当塾にサポートをお任せいただければ、独学での感覚を維持したまま本格的な指導を提供し、あなたの目標達成のために全力を持って尽くしてみせましょう。
本気で医学部合格を目指す人には、あなたを確実に医学部合格へとリードする、京都医塾こそがうってつけです。
なお、当校では、無料の体験授業が受けられるサービスを実施中です。
まずは、この体験授業を通じて、京都医塾オンライン校の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。
受付けは当校ホームページにて年中無休で承っておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。