聖マリアンナ医科大学は、キリスト教の理念にもとづいて創立された大学です。
そんな聖マリアンナ医科大学に設置されている医学部では、人類愛の精神やキリスト教的な愛の精神を育むための医療教育を実践中です。
このような活動が功を奏し同大学医学部からは、これまでにも数えきれないほどの優秀な医師が巣立っています。
今回の記事では、そんな聖マリアンナ医科大学の入試情報をまとめて紹介していきます。
Contents
聖マリアンナ医科大学医学部の特色
最初に、聖マリアンナ医科大学医学部の特色について解説していきましょう。
聖マリアンナ医科大学医学部の特色として有名なのが、患者とのコミュニケーションを学ぶための専門教育です。
この専門教育のもとでは、「聴く・尋ねる・応答する」を三本柱として、この三本柱を応用しながら授業を進めていきます。
また、コミュニケーションスキルの獲得を目指すほかにも、グループ実習を通じた医学生同士の連帯についても強化していくなど、非常に盛りだくさんのカリキュラムとなっています。
聖マリアンナ医科大学医学部の入試方法
ここからは、聖マリアンナ医科大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。
同大学医学部では、大きく分けて3種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。
一般選抜(前期・後期)
まずは、一般選抜(前期・後期)の解説をしていきます。
募集人員
聖マリアンナ医科大学医学部の2024年度の一般選抜(前期・後期)における募集人員は前期が75名、後期が10名の予定です。
同年度の医学部の募集人員の総数は117名ですから、一般選抜(前期・後期)は、全体の大部分を占める大規模な募集枠となっています。
試験科目と配点
次に、聖マリアンナ医科大学医学部の2024年度における、一般選抜(前期・後期)の試験科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では、同試験の一次試験の試験科目と配点を下記表にまとめました。
▼2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の一般選抜(前期・後期)・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B | 100点 | – |
理科 | 物理、化学、生物の3科目の中から2科目を選択 | 100点 | – |
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 100点 | – |
聖マリアンナ医科大学医学部の2024年度における、一般選抜(前期・後期)の一次試験の試験科目と配点は、上記表のとおりです。
そして、上述の一次試験を無事に通過した方は、二次試験を受験することができます。
二次試験では、適性試験と小論文試験、加えて面接試験が課されます。
適性試験には配点はありませんが、小論文試験と面接試験には50点ずつの配点がありますので、このことを念頭に置いて対策を進めましょう。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
▼2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の一般選抜(前期)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年12月18日から2024年1月29日 | 一次試験:2024年2月8日 二次試験:2024年2月17日、18日のうちいずれか1日を選択 | 一次試験:2024年2月14日 二次試験:2024年2月22日 |
▼2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の一般選抜(後期)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2024年2月13日から同年2月26日 | 一次試験:2024年3月5日 二次試験:2024年3月15日 | 一次試験:2024年3月12日 二次試験:2024年3月21日 |
学校推薦型選抜(一般公募制)
続いて、学校推薦型選抜(一般公募制)の解説をしていきます。
募集人員
2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の入試では、学校推薦型選抜(一般公募制)も実施される見通しです。
募集人員は、約25名となっています。
試験科目と配点
聖マリアンナ医科大学医学部の上記年度における学校推薦型選抜(一般公募制)の試験では、基礎学力試験などの成績で合否の判定が行われます。
本項では、上記テストの科目と配点について表にしてまとめて見ていきます。
▼2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の学校推薦型選抜(一般公募制)の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
基礎学力試験(数学) | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B | 200点 | – |
基礎学力試験(理科) | 物理、化学、生物から2問選択(試験時に選択) | 200点 | 各設問は主に物理基礎、化学基礎、生物基礎から出題する |
基礎学力試験(英語) | コミュニケーション英語、Ⅰコミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 150点 | 英語はリスニング試験を実施しない |
2024年度における、聖マリアンナ医科大学医学部の学校推薦型選抜(一般公募制)の共通テストの試験科目と配点は、上記表のとおりです。
また、このほかにも配点がそれぞれ50点の小論文試験と面接試験が課されます。
面接試験は2回実施されますので、その点については注意してください。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の学校推薦型選抜(一般公募制)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月13日 | 2023年11月25日 | 2023年12月1日 |
学校推薦型選抜(神奈川県地域枠)
次に、学校推薦型選抜(神奈川県地域枠)の解説をしていきます。
募集人員
聖マリアンナ医科大学医学部の2024年度入試における、学校推薦型選抜(神奈川県地域枠)の募集人員は、7名の予定です。
試験科目と配点
上記年度における、聖マリアンナ医科大学医学部の学校推薦型選抜(神奈川県地域枠)では、下記表のとおりの試験が課されます。
▼2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の学校推薦型選抜(神奈川県地域枠)の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
基礎学力試験(数学) | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B | 200点 | – |
基礎学力試験(理科) | 物理、化学、生物から2問選択(試験時に選択) | 200点 | 各設問は主に物理基礎、化学基礎、生物基礎から出題する |
基礎学力試験(英語) | コミュニケーション英語、Ⅰコミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ | 150点 | 英語はリスニング試験を実施しない |
一次試験を突破した受験生には二次試験の受験資格が与えられますが、こちらの試験では、上述した学校推薦型選抜(一般公募制)のものと同様のものが課されます。
そのため、本項での解説は割愛とさせていただきます。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における聖マリアンナ医科大学医学部の学校推薦型選抜(神奈川県地域枠)の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2023年11月1日から同年11月13日 | 2023年11月25日 | 2023年12月1日 |
聖マリアンナ医科大学医学部の学費
聖マリアンナ医科大学医学部の2024年度における学費は、6年間で合計約35,000,000円となっています。
学費の詳しい内訳については、下記表を参考としてください。
入学金 | 1,500,000円 |
授業料(各年度) | 3,700,000円 |
教育維持費(各年度) | 1,200,000円 |
教育充実費 | 5,700,000円(2年次以降は、6,700,000円) |
※学費は社会情勢によって改訂することもあり
2023年度入試からの変更点
聖マリアンナ医科大学医学部の2024年度における入試についてですが、前年度からの変更点はとくに確認できません。
日ごろからの学習を徹底して、少しでも合格へ近づけるように努力しましょう。
本気で聖マリアンナ医科大学医学部合格を目指すなら京都医塾
ここまでは、聖マリアンナ医科大学医学部の入試情報を中心に解説してきました。
同大学医学部では、前期と後期の両方で行う一般選抜に加えて、2種類の学校推薦型選抜も設けるなど、学生の募集に熱心に取り組んでいます。
ただし、そうはいっても医学部である以上、どんなに募集枠が豊富であっても難関であることには変わりありません。
中途半端な学力ではライバルたちに出し抜かれてしまい、合格の夢が叶うことはないはずです。
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たとえば2023年度の実績を例に出すと一次試験の合格率72%、二次試験の合格率は60%という数字を叩き出しています。
そして、この数字の中には聖マリアンナ医科大学への合格実績も含まれています。
さらに言うと、聖マリアンナ医科大学へは2022年度も2021年度も、加えて2020年度も合格者を輩出中です。
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長期休暇を利用して手軽に参加していただけますので、ぜひ積極的にご活用ください。
まとめ
キリスト教の博愛の精神を第一の教えに据えて、創設から数多くの医療人を輩出してきた聖マリアンナ医科大学医学部。
同大学医学部では、患者とのコミュニケーションスキルを磨くための専門教育を筆頭に、様々な取り組みを行って学生を指導中です。
そして、このような取り組みが評価された結果、受験生からの人気も高まり、入試の時期になると例年多くの若者が試験に挑戦しています。
しかし、受験生たちにとって大きな障壁となるのが医学部ならではの、高い要求偏差値です。
中途半端な学力ではライバルたちに出し抜かれてしまいますから、合格の夢が叶うことはまずありません。
このことから、受験生の方々の中には優秀な予備校を活用して、学力を大きく伸ばしたいと感じている方も、多いのではないでしょうか。
そういった方々へおすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は、腕利きの講師と充実したカリキュラムを強みに、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと押し上げてきた予備校です。
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