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【2024年度版】東北医科薬科大学医学部の入試情報まとめ!募集人員から試験内容まで徹底解説

【2024年度版】東北医科薬科大学医学部の入試情報まとめ!募集人員から試験内容まで徹底解説

多くの日本人にとって強く記憶に残っている災害が、東日本大震災です。

この東日本大震災では膨大な数の負傷者が発生しましたが、その際に顕著になったのが地方の深刻な医師不足です。

当時は医師の数が足りず、十分な医療サービスを受けられないといった方が大勢おられました。

このような教訓を経て設立させたのが、東北医科薬科大学医学部です。

同大学医学部は、2016年に医学科が設立させて以来、一貫して地域医療の拡充に努めてきました。

今回の記事では、そんな東北医科薬科大学医学部を目指している方へ向けて、入試情報を一気にまとめて解説していきましょう。

東北医科薬科大学医学部の特色

東北医科薬科大学医学部の特色は、前述のとおり、地域医療の拡充に特段に注力していることにあります。

東北の医療を支えることを「MISSION(使命)」と位置づけ、バイタリティにあふれた取り組みを行っています。

たとえば、東北医科薬科大学医学部では薬学部や附属病院とも連携した「多職種連携推進」というプログラムを実践中です。

このプログラムのもとでは、学部の垣根をこえたチーム編成を行いながら実習を積んでいきますが、合同授業やディスカッションを通じて地域医療の充実のための学習を進めていきます。

東北医科薬科大学医学部の入試方法

ここからは、東北医科薬科大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。

同大学医学部では、大きく分けて2種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試日程などについて見ていきましょう。

一般選抜

まずは、一般選抜の解説をしていきます。

募集人員

東北医科薬科大学医学部の2024年度の一般選抜における募集人員は、総員95名の予定です。

同年度の医学部の募集人員の総数は100名ですから、一般選抜は全体のほぼすべてを占める大規模な募集枠となっています。

また、この一般選抜は下記の3種類の募集枠にさらに枝分かれします。

一般枠

修学資金枠A方式

修学資金枠B方式

そして、それぞれの募集人員については下記表のとおりです。

▼一般枠

枠名募集人員
一般枠40名

▼修学資金枠A方式

枠名募集人員
修学資金枠A方式35名

▼修学資金枠B方式

枠名募集人員
修学資金枠B方式20名

さらに、出願資格にも各々違いが見られます。

一般枠の出願資格は、とくに制限はありません。

全国から広く募集される枠ですので、誰でも安心して受験に臨むことができます。

他方で、修学資金枠A方式と同B方式については、出願資格が定められているため注意が必要です。

修学資金枠A方式は、東北6県の受験生が対象者となっています。

また、修学資金枠B方式の方は、東北6県のうち宮城県以外の受験生が対象の募集枠です。

東北地方の医療拡充を目的に創設されたという経緯があるせいか、やはり東北の受験生を主に選抜するという方針を取っていることが見て取れます。

試験科目と配点

次に、東北医科薬科大学医学部の2024年度における、一般選抜の試験科目と配点についても確認していきましょう。

こちらの項では、同試験の一次試験の試験科目と配点を、下記表にまとめました。

なお、一般選抜に関しては上記3種類の募集枠すべてにおいて同一の試験が課されるため、本項では一つの表にてお伝えいたします。

▼2024年度における東北医科薬科大学医学部の一般選抜・一次試験の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B100点
理科物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目選択200点
外国語コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱコミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ100点

東北医科薬科大学医学部の2024年度における、一般選抜の一次試験の試験科目と配点は、上記表のとおりです。

数学Ⅲが試験科目として課される点には、十分注意してください。

そして、上記一次試験を無事に通過した方は、二次試験を受験することができます。

この二次試験では、文字数600文字の小論文試験と、面接試験が課されます。

同大学医学部によると、面接試験については追加面接を行うこともあるとのことですので、自分が対象者に選ばれたとき心を乱さないためにも、より入念な対策を練っておいてください。

入試の日程

最後に、入試の日程についても見ていきます。

詳細については、下記表をご覧ください。

▼2024年度における東北医科薬科大学医学部の一般選抜の日程表

出願期間試験日合格者発表日
2023年12月6日から2024年1月7日一次試験:2024年1月6日
二次試験:2024年2月3日、4日
一次試験:2024年1月26日
二次試験:2024年2月9日

大学入学共通テスト利用選抜

続いて、大学入学共通テスト利用選抜の解説をしていきます。

募集人員

2024年度における東北医科薬科大学医学部の入試では、大学入学共通テスト利用選抜も実施される見通しです。

同募集枠の選抜予定の人員は5名のみとなっており、一般選抜と比較すると非常に狭き門と言えます。

試験科目と配点

東北医科薬科大学医学部の上記年度における大学入学共通テスト利用選抜の試験では、募集枠の名前が示すとおり、共通テストの成績で合否の判定が行われます。

そこで本項では、共通テストの科目と配点について表にして見ていきましょう。

▼2024年度における東北医科薬科大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜の試験科目、並びに配点表

教科科目配点備考
国語100点
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B200点
理科物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択200点科目の指定なし
外国語英語200点リーディング・リスニング

2024年度における東北医科薬科大学医学部の、大学入学共通テスト利用選抜の試験科目と配点は上記表のとおりです。

特徴的なのは、共通テスト利用入試であるにもかかわらず、地・歴・公民が試験科目から除外されていることです。

また、国語の配点もほかの教科と比べて抑えられているため、現代文や古典が苦手な方にとっては受験しやすい募集枠と言えるでしょう。

そして一次試験に合格した方には、二次試験を受験するための資格が与えられます。

この二次試験では一般選抜とは異なり、面接試験が課される予定です。

しかし、こちらの募集枠における面接試験でも、追加面接を行う可能性があるとのことですから、きちんとした対策を講じておく必要があるでしょう。

入試の日程

最後に、入試の日程についても見ていきます。

詳細については、下記表をご覧ください。

▼2024年度における東北医科薬科大学医学部の大学入学共通テスト利用選抜の日程表

出願期間試験日合格者発表日
2024年1月15日から同年2月15日一次試験:2024年1月13日、14日
二次試験:2024年3月6日
一次試験:2024年2月27日
二次試験:2024年3月12日

東北医科薬科大学医学部の学費

東北医科薬科大学医学部の2024年度における学費は、1年次で6,500,000円、2年次以降は5,500,000円、6年間合計で34,000,000円となっています。

このほか、保護者会費として年間6,000円、共用試験受験料が20,000円から33,000円程度かかります。

2023年度入試からの変更点

東北医科薬科大学医学部の2024年度における入試は、前年度と比較してもとりわけ変化は見られません。

お手元の問題集などを利用して、しっかりと実力を身につけて入試に臨んでください。

本気で東北医科薬科大学医学部合格を目指すなら京都医塾

東北医科薬科大学医学部の入試情報のあらましは、ここまで述べてきたとおりです。

同大学医学部では大きく分けて2種類の募集枠が設けられていますが、東北出身者ではない受験生にとっては、出願に際する制限が課せられています。

そのため、東北以外の地方から入試を検討している方は、より厳しい戦いを覚悟しなければなりません。

そのため受験生の方々の中には、自らの学力をより高めて十全たる状態で入試に臨みたいと考えている方々も、多いのではないでしょうか。

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そのシンボルとも言えるのが、インターネットを活用した各種サービスです。

SNSや動画配信など、例をあげだしたら枚挙にいとまがありません。

そして、このインターネットを活用したサービスの一つには、オンラインによる学習指導も含まれています。

京都医塾オンライン校ではこの指導方式に早期に着目し、最新テクノロジーを導入した授業を実践中です。

たとえば当校の授業では、2台のタブレット端末を用いて授業を進めて行きます。

なぜ、あえて2台の端末を用いるかというと、1台の端末は講師の姿だけが映し出されるものとして割り振るとともに、もう1台の端末を受験生の方のノート用に割り振るためです。

このように、2台のタブレット端末にそれぞれの役目を分担させることで、当校では臨場感に満ちた授業を提供いたしております。

また、授業中は講師とノート用端末が常につながった状態になりますので、リアルタイムでのアドバイスや質問への回答が受けられます。

このような授業方法は、最新技術を積極的に導入し続ける当校ならではのものです。

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まとめ

東北地方の医療拡充を「MISSION(使命)」に据えて、熱意を持って学生の育成に注力している、東北医科薬科大学医学部。

この東北医科薬科大学医学部には、地域医療を支えたいとする高い志を抱くたくさんの受験生が入試に挑んでいます。

しかし、そんな同大学医学部ですが入試に際しての高い障壁となるのが、出願要件が限定的であることです。

東北の医療をサポートするために創設されたという経緯もあってか、東北医科薬科大学医学部では、東北以外の受験生の募集枠が少ない傾向にあります。

そのため、合格を無事に勝ち取るためには、より激しい戦いを勝ち抜かなければなりません。

そのため受験生の方々の中には、自らの学力をより高めて、十全たる状態で入試に臨みたいと考えている方々も、多いのではないでしょうか。

そういった方々におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。

京都医塾オンライン校は、最新テクノロジー駆使した高品質な授業で受験生をリードし、毎年数多くの受験生を医学部へと送り届けてきた予備校です。

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