東海大学医学部は、全国的に見ても珍しい方式の連携教育を行っている医学部です。
同大学医学部では医学科生と看護学科生、薬学学科生、加えて福祉系学部の学科生たちを集めて、医療と福祉の両方の領域における学びを実践しています。
今回の記事では、そんな先進授業を学生たちに施している東海大学医学部を志している方々へ向けて、入試情報などをお届けしていきましょう。
東海大学医学部の特色
東海大学医学部では、患者と家族の両方をケアするための医療教育を進めています。
その教育を進めていくにあたって学生たちに施しているのが、冒頭でも触れた連携教育です。
この連携教育のプログラムのもとでは、複数の学部生・学科生が合同でチーム医療を学び、与えられた課題への最適解を導き出します。
このような取り組みは様々な学部を揃えている東海大学医学部ならではのものであり、同大学医学部が持つ大きな特色の一つといってもよいでしょう。
東海大学医学部の入試方法
ここからは、東海大学医学部の入試方法について詳しく見ていきます。
同大学医学部では、大きく分けて4種類の入試方法がありますが、ここでは各入試方法の募集人員や試験科目と配点、入試の日程などについて見ていきましょう。
一般選抜
まずは、一般選抜の解説をしていきます。
募集人員
東海大学医学部の2024年度の一般選抜における募集人員は、総員60名の予定です。
同年度の医学部の募集人員の総数は118名ですから、一般選抜は、全体のおよそ半数を占める大規模な募集枠となっています。
試験科目と配点
次に、東海大学医学部の2024年度における、一般選抜の試験科目と配点についても確認していきましょう。
こちらの項では同試験の一次試験の試験科目と配点を、下記表にまとめました。
▼2024年度における東海大学医学部の一般選抜・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列・ベクトル)」 | 100点 | – |
理科 | 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物から1科目選択(試験当日に選択) | 100点 | – |
外国語 | 「コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ」1 | 100点 | – |
※解答は、マークシート解答用紙を使用する。ただし、科目によりマーク解答のみの場合、記述解答のみの場合、マーク解答と記述解答を併用する場合あり。
東海大学医学部の2024年度における、一般選抜の一次試験の試験科目と配点は、上記表のとおりです。
そして、上記一次試験を無事に通過した方は、二次試験を受験することができます。
二次試験では、500文字以内の小論文試験と面接試験が課されます。
面接試験は、一人あたり10分から20分程度のものが実施される予定です。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
▼2024年度における東海大学医学部の一般選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2024年1月4日から同年1月20日 | 一次試験:2024年2月2日、3日 二次試験:2024年2月11日、12日 | 一次試験:2024年2月8日 二次試験:2024年2月17日 |
大学入学共通テスト利用入試
続いて、大学入学共通テスト利用入試の解説をしていきます。
募集人員
2024年度における東海大学医学部の入試では、大学入学共通テスト利用入試も実施される見通しです。
募集人員は10名の予定で、同大学医学部が設けている募集枠の中では、2番目にあたる大きさの募集枠となっています。
試験科目と配点
東海大学医学部の上記年度における大学入学共通テスト利用入試の試験では、試験名が示すとおり、共通テストなどの成績で合否の判定が行われます。
まずは、共通テストの科目と配点について表にしてまとめて見ていきましょう。
▼2024年度における東海大学医学部の大学入学共通テスト利用入試の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B | 200点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 200点 | – |
外国語 | 英語 | 200点 | – |
2024年度における、東海大学医学部の大学入学共通テスト利用入試の試験科目と配点は、上記表のとおりです。
共通テスト利用入試であるにもかかわらず国語や社会が免除されている点が、ほかの医学部との大きな違いと言えるでしょう。
そして一次試験を無事に通過した方には、二次試験の受験資格が与えられます。
二次試験では、一般選抜のときと同じものが課されます。
小論文試験も面接試験もよく訓練して、ご自身の力の磨き上げをしておきましょう。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における東海大学医学部の大学入学共通テスト利用入試の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2024年1月4日から同年1月12日 | 一次試験:2024年1月13日、14日 二次試験:2024年2月11日、12日 | 一次試験:2024年2月8日 二次試験:2024年2月17日 |
医学部神奈川地域枠選抜
続いて、医学部神奈川県地域枠選抜の解説をしていきます。
募集人員
東海大学医学部の2024年度入試における、医学部神奈川県地域枠選抜の募集人員は5名の予定です。
神奈川県に居住したことのある方などが対象となっている募集枠ですので、出願の際は、要件を満たしているかをきちんと確認してから応募してください。
試験科目と配点
東海大学医学部の医学部神奈川県地域枠選抜の2024年度における一次試験では、下記表の試験が課されます。
本項では、同試験の内容について下記表へとまとめました。
▼2024年度における東海大学医学部の医学部神奈川県地域枠選抜・一次試験の試験科目、並びに配点表
教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B | 200点 | – |
理科 | 物理、化学、生物、の3科目の中から2科目を選択 | 200点 | – |
外国語 | 英語 | 200点 | – |
2024年度における、東海大学医学部の医学部神奈川県地域枠選抜の一次試験の内容は、上記表のとおりです。
そして一次試験をクリアした方には、二次試験の受験資格が与えられます。
二次試験の内容は基本的には一般選抜に準じていますが、面接試験が2回行われますので、こちらの点には注意しておきましょう。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における東海大学医学部の医学部神奈川県地域枠選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2024年1月4日から同年1月12日 | 一次試験:2024年1月13日、14日 二次試験:2024年2月11日、12日 | 一次試験:2024年2月8日 二次試験:2024年2月17日 |
医学部静岡県地域枠選抜
続いて、医学部静岡県地域枠選抜の解説をしていきます。
募集人員
東海大学医学部の2024年度入試における、医学部静岡県地域枠選抜の募集人員は、5名の予定です。
「静岡県地域枠」という文言があるため、一見して同県にゆかりのある方のみを対象とした募集枠に思われますが、出願対象は全国の受験生となっている点が特徴です。
試験科目と配点
上記年度における、東海大学医学部の医学部静岡県地域枠選抜の試験では、上述した医学部神奈川県地域枠選抜と同じものが課されます。
そのため、こちらの項においての試験内容についての解説は割愛とさせていただきます。
入試の日程
最後に、入試の日程についても見ていきます。
詳細については、下記表をご覧ください。
▼2024年度における東海大学医学部の医学部静岡県地域枠選抜の日程表
出願期間 | 試験日 | 合格者発表日 |
2024年1月4日から同年1月12日 | 一次試験:2024年1月13日、14日 二次試験:2024年2月11日、12日 | 一次試験:2024年2月8日 二次試験:2024年2月17日 |
東海大学医学部の学費
東海大学医学部の2024年度における学費は、6年間で合計約35,000,000円となっています。
学費の主な内訳については下記表を参考としてください。
入学金 | 1,000,000円 |
授業料(各学年) | 2,148,000円 |
教育運営費(各学年) | 632,000円 |
教育充実費(各学年) | 840,000円 |
施設設備費(各学年) | 2,100,000円 |
2023年度入試からの変更点
東海大学医学部の2024年度における入試は、前年度と比較しても特段の変化は見られません。
平素からの勉強を続け、同大学医学部へ合格できるだけの学力を手にしましょう。
本気で東海大学医学部合格を目指すなら京都医塾
ここまでは、東海大学医学部の入試情報について包括的に見てきました。
同大学医学部では、一般選抜のほかにも共通テスト利用入試、加えて二つの地域枠を設けて全国から広く学生を募集しています。
ただ、ここで大きな障害となるのが、医学部ならではの高い要求偏差値です。
東海大学医学部に合格するための偏差値は65.0となっており、この数値に達するためには、並み居る受験生たちの中でも上位数パーセントの学力を有さなければなりません。
このことから受験生の方々の中には、きちんとした学びを得るためにも、優秀な予備校の利用を検討中の方もいるのではないでしょうか。
そういった方の助けとなるのが、医学部専門予備校の「京都医塾オンライン校」です。
京都医塾オンライン校は時代の先端を行く授業方法を用いて、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾オンライン校が実践している、教育内容について紹介していきましょう。
2台のタブレット端末を使用する双方向の授業
京都医塾オンライン校の強みは、なんと言っても2台のタブレット端末を使用して行う双方向の授業です。
この授業では受験生の方に2台のタブレット端末をあらかじめ配布し、学習を進めて行きます。
そして、この端末には、それぞれに役目が付与されており、1台目のものには講師の姿と板書の内容などが映し出される仕様となっています。
このような方式をとることにより、講師の動きを視認できるとともに板書内容についても同時に確認できますので、対面式の授業と同等のライブ感を味わうことが可能です。
また、2台目のタブレット端末は受験生の方のまとめノート用に使用していただきますが、こちらには講師の側からリアルタイムでのアドバイスの書き込みがなされるため、対面式の授業のような双方向性を維持したままの授業が実現しています。
東海大学医学部の受験ならお任せを!
受験生の方々が予備校を選ぶ際の重要な基準の一つが、その予備校が持っている実力、すなわち合格実績ではないでしょうか。
そして、志望する医学部への合格実績を有している予備校には、ひときわ強い期待感を抱くはずです。
京都医塾では、そのような期待感にも応えられるよう常にハイグレードな教育を実践して、受験生のみなさんをサポートしています。
その努力の甲斐もあって、2023年度入試には一次試験の合格率72%、二次試験の合格率60%という驚異的な成績を残すにいたりました。
もちろん、東海大学医学部への合格者も輩出していますので、同大学医学部を志望する方にも当校はうってつけです。
長期休暇を利用した「短期京都留学」
長いながい受験シーズンを乗り切るためには、モチベーションの維持が欠かせません。
医学部合格のための学習内容は広範囲にわたるうえ高密度であることから、常に机に向かうための気力がなければ、たちまちライバルたちに先を越されてしまうでしょう。
そこで京都医塾オンライン校では、長期休暇を利用した「短期京都留学」というプログラムを実施中です。
このプログラムは、その名のとおり、長期休暇を活用した留学プログラムですが、実際の校舎において高卒生の方々と一緒に受験勉強に励んでいただきます。
高卒生ならではの合格への熱意と情熱、執念を身をもって体感していただくことで、医学部受験へのモチベーションの維持と向上の両方を図るというわけです。
まとめ
ハイレベルな連携教育などを通じて、多くの学生たちを立派な医師にするための活動をしている東海大学医学部。
そんな東海大学医学部には高度な医療指導を求めて、多くの受験生たちが入試にチャレンジしています。
しかし、ここで障害となるのが、医学部ならではの高い要求偏差値です。
東海大学医学部の合格のために要される偏差値は65.0となっており、同偏差値に達するためには、すべての受験生たちの中でも上位数パーセントの実力者とならねばなりません。
このことから受験生の方々の中には、きちんとした学びを得るためにも、優秀な予備校の利用を検討中の方もいるのではないでしょうか。
そういった方の助けとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾オンライン校です。
京都医塾オンライン校は、時代の先端を行く授業方法を用いて、これまでにも数多くの受験生を医学部合格へと導いてきた名門の予備校です。
当校へおいでいただければ、高い合格実績を裏打ちする良質な授業で、必ずやあなたの夢を成就させて見せましょう。
本気で東海大学医学部の合格を目指す方には、京都医塾オンライン校こそがうってつけです。
資料請求やお電話でのご相談は年中無休で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。